お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

母の食事タイムは食事にならない

プルルル…ガチャ

『こちら2025年5月とある平日の夕食の風景、

イヤイヤ期まだ続いてます4歳児と歯が8本になりかけている1歳児の教員ママのワンオペ育児の実態を報告する。』

「了解。手短に頼む。」

『子どもの心身は刻一刻と変化・成長するものだという前提にたって現在のこのお行儀の悪さ?極まりない状態を聞いてくれ!』

「落ち着け。何があった!?」

『実は…(ガチャン。バラバラ~)うわぁ!ちょっと、まった、まった、まった!また次回にする!』

プツッ…ツーツーツー。

と勝手に戦隊ものの隊員からの謎の報告スタイルでの始まりを書いてみたが、我が家の夕食は自分の食事どころではない。(きっと皆さんそうなのでは?いや、そうであってほしい!?)

戦いのゴングは食事の時間前から始まる。

お皿をテーブルに運び始めると1歳の息子が(早く食べたい~!!)と言わんばっかりに泣き始める。

急いで出そうとするものの娘も欲しがってくるので、子どもたちが押し寄せ足元が混雑するキッチンから料理を運び(娘の料理を先に置くと、さらに大泣きする息子)、息子のとりわけ料理を急いでキッチンバサミでカット。つかみ食べは出来るものの、つかみ食べ料理を毎回準備する暇がなく、スプーンで私が食べさせるはめになる。最近は、食べたいもの興味のあるものを見つけると指差ししながら前へ進んでいく。

まさに“進撃の巨人”ならぬ『進撃のごん太(息子の愛称)』(by夫)である。

食べることが生きる喜びの一つである私にとって自分のご飯はお預け状態で過ごすこの夕食が地味にストレスなのだが、子どもたちの成長も感じられるから面白い。

ちょうどこの写真の日は、アルファベットのポテトフライを娘が食べていると息子も『う!う!』と指差しながら欲しがっていた。娘も好きな食べ物だから嫌がるかと思ったら『まーくん、食べたいの?あげるよ~』とあげている!!!(優しいな~)と感心しながら私もご飯をパクリ。

すると、ポテトをもらえてうれしい息子は、さらに前に進む。どんどん進む。

テーブルの上には乗りません!と言いたいところだが、私もご飯を食べたい。パクリ。

危なくないかを見ながら、パクリ。ああ、美味しい♪パクリ。(そして、証拠写真もパシャリ)

もうこうなっては食事のマナーを教えるどころではない。大きくなったらきちんと教えようと毎回思う私である。

大きくなれば~と思うが、私の母も毎回キッチンで揚げ物などを揚げながら私たちに揚げたてを食べさせてくれていたな…その頃は「早く食べた~い!」と我が子と同じように自分も言っていたな。私の母もきっとお腹すいていただろうに(イライラしていただろうに…)。私たちが「おいし~!」なんて言うと「美味しいが何より!」と嬉しそうにしていたな~。お母さんには感謝だな~。今になって分かるんだよね。

きっと来年はまた違った状態になっているだろうから楽しみである。