東京大雪朗報。「雪の中連絡帳を届けついでの娘との散歩」

 

「連絡帳を届けるの忘れてた!」と娘

同じクラスの友達が風邪をひいて休んだので

連絡帳を預かってきたのは良いけれど

久しぶりの大雪にはしゃいだせいで

下校時に届けてくるのをすっかり忘れていたようだ

 

「なんで、もっと早く言わないの。」

ああ 子どもを産んでからというもの

何度このセリフを言ってきたことだろう

「だって、忘れてたんだもーん。」

娘がへらへらと笑った

 

用事は全部済ませたから

あとは家でゆっくり過ごそうと思っていたのに

 

外は大雪

スタッドレスタイヤを履いているから

いざという時のためにシャベルを積んで

車で行こうかと思ったけれど

タイヤが半ばまで埋まるような状況で

娘と二人での外出は心もとない

 

仕方がないから

歩いていくことにした

 

 

雪はすでにスノーブーツが埋まるほどの深さ

気温が低いせいか

北海道のパウダースノーのような

細かくて固い雪がさらさらと降り積もる

 

娘と二人で人気のない道を歩く

雪のおかげで意外なほど明るい

新雪に足跡を付けるのが面白くて

雪深い場所を選んで歩く娘

 

 

無事連絡帳を届けたあと

近くの公園に寄り道した

ここは10年前の大雪の日に娘を連れてきた場所

当時はお腹の中だった次女と主人の4人で

やっぱり夜道を歩いて来た

 

「ほない ほない」と謎の言葉を発しながら

ずっと雪の中をはしゃいで歩く姿を

昨日のことのように覚えているのに

目の前にいるのは

母の背を越したわりとたくましい後姿

 

4月からは中学生

忘れ物を減らしてくれるかなぁ

お母さん記者/八木橋真心

ABOUTこの記事をかいた人

八木橋 真心

日本文化をこよなく愛する2児の母。 川柳創作3か月で全国紙デビュー。以降、毎月自身の川柳コラム掲載中。 笑いあり涙ありの子育てを川柳を交えながら、ブログ、FaceBook、Instagramで発信中。