お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

私にとって、ふるさとは母がいるところ

「ふるさと」という宿題が出たけれど、
なかなか答えが出せないでいた。

子どもの時に過ごした場所と言われたら、それは「熊本」に違いない。
でも単純にそれだけでは物足りないような、違うような気がした。

生まれた場所は埼玉だ。
けれど1歳になったときには熊本にいたので、埼玉の記憶はない。
埼玉は母のふるさとであり、祖父母のお墓があるところ。
記憶はないが、墓参りに行くたびにホッとする自分がいるし、なぜか行かなきゃと思う。

熊本は1歳から高校卒業の17年間を過ごした。
その間に3回引っ越して、今も両親が住んでいる。
年末年始、夏休みなど、我が子を連れて還る家は今も熊本にある。

高校を卒業してからは、短大で長崎へ。
1年間フランスのアンジェへ留学。
戻って来て1年また長崎。
その後は広島➡東京➡福岡。

そして、結婚し久留米に越してきた。

津々浦々してきたせいか、
あまり場所や土地にこだわりがないような気がする。

でも、やっぱり「出身はどこ?」と聞かれたら熊本と答える。

けれど、本当に熊本なのだろうか。

辛くて仕方ない時、寂しくてしょうがない時、心を体を休めたい時、

熊本に帰るというよりも母のいるところへ還ると言った方が正しい。

大切な友を招こうと思うところ、それも久留米というよりかは熊本だ。

けれど、熊本を案内するというよりかは実家でゆっくりしてもらおうと思うことの方が多い。

別段、特別な母ではない。

きっと、どこにでもいる「お母さん」。

けれど、私にとっては「母」のいる場所が「ふるさと」だ。

たまたまそこが熊本だったに過ぎないんじゃないか。

もしかしたら、これから先、

いつの日か両親が亡くなり、還る場所がなくなった時。

その時にはじめて「ふるさとは熊本」になるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

2件のコメント

池田さんが、関東にもルーツがあったとは!
そして、私も母が熊本県は天草の出身で、この宿題に熊本を書こうかと迷いました(*^^*)
いつか、フランス留学のエピソードもゆっくり聞いてみたいな。
アルトサックスの曲に「Vacances」というフランスの作曲家が書いた曲を練習した頃、
どんなにかフランス人がバカンスを謳歌するか知らず想像しかできなかったのを思い出します。
ふるさと=生まれた所とは、限らないのですよね。
池田さんお母さんにも、お会いしてみたいな(*^^*)

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ