お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

【宿題】質問の答えは、体験とともにやってくる

皆さんは、冬の道路脇に置かれている白い袋を見たことありませんか?
寒い地域の方は常識なのかもしれませんが、私は目にしたことはありながらも、あまりこれまで気に留めることがありませんでした。

ですが、末っ子の質問とある体験のおかげで、忘れられない存在となりました。

先日、一花(小6)と阿蘇の池山水源に出かけたときの出来事です。

その日のお昼ごろ「久しぶりに池山水源に行きたいな~」という娘の要望に「いいねー行ってみよー」と気軽に出かけた私たち。

道すがら、白い袋が置いてあるのを見て一花が「あれは何?何のために置いてあるの?」と尋ねてきましたが、よくわからなかった私は、「何だろうね。調べてすぐ答えがわかるのも面白くないから、ちょっと考えてみよう」といろいろ思いめぐらしながらドライブ。

途中、道路の脇に雪が残っているところもあり、「雪だねーいいねー」「帰りにちょっと寄って遊ぼうー」なんて呑気に会話しながら現地に到着。

池山水源は、息子(高1)が学校をお休みしていた頃、
時折、癒されに来ていた場所。

私たち親子にとって、ちょっと特別なところです。

あい変わらず、水も空気も藻や木々の緑も澄んでいて、とっても神々しく、
「やっぱり素敵な場所だね」と二人でしっかり堪能しました。

そして、17時頃、さあ、帰ろうと来た道を戻ろうとしたところ、
雪がまだまだ残っているくねくね道にはまり込んでしまい…

なんと、タイヤがスリップ(汗)

上がろうとしても上がれない、
ブレーキを踏んでおかないと滑り落ちてしまいそうな状況に。

これはかなりヤバイ!と、冷や汗をかきながら慌ててJAFに電話。
来てくれることにはなりましたが、到着が何時になるかわからないと言われ、心細くなるばかり。

どんどん暗くなる中、ブレーキをはずすと怖いので踏み続けたまま
待つこと1時間。

ようやく到着したJAFの方が、何度も何度も“白いもの”を車の周りに撒いてくれて、雪を溶かし、安全な場所にいったん車を動かすことができました。

しかし、まだ雪が残っていて危ない道が続くからと、安全な場所までレッカー移動していただくことに。

車だけではなく、私たちもレッカー車の助手席に乗せてもらい移動。

いろいろありながらも、なんとか無事、久留米のわが家に22時半頃たどりつくことができました。

助手席に乗った時、
JAFの方から、

この道は多い時で9回も呼ばれたことがある道なんですよ。
スタッドレスタイヤの車でもスリップする場所なんです。
塩化カルシウムを1本まるまる撒いたのは初めてです…と

やさしーく言われたその時、

「ん?塩化カルシウム??」と一花と顔を見合わせ、
行きに話をしていた白い袋の謎が一気に解けたのでした。

これで私も一花も道端にある袋が何なのか二度と忘れません!!

私たちは、すぐに答えを知りたくなって、
検索したりAIに聞いたりします。

モヤモヤのまま考え続けること、問いを持ち続けることがとっても苦手。

でも、すぐに答えを求めなくても、問いがあることで
こうして体験と共に腑に落ちることがある。

頭だけで理解するのではなく、身体で覚える理解。

これが、この便利な今の世の中にはとっても大事なことじゃないかなと感じた、
貴重な貴重な、命をかけて理解した出来事でした。

子どもの質問に答えを出すのも一つですが、私は、今、答えがわからなくても、その問いを持ち続けることで見えてくることがあると伝えていきたいなと思います。

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
(一社)お母さん大学福岡支局 代表理事 長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いました。ペンを持ち視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じ久留米で活動をスタートして15年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(高3、高1、小6)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ