
静岡市立南部図書館で開催された、映画「いただきます」を観てきました。
福岡市の高取保育園の保育、食育を題材にしたドキュメンタリー映画。園児達が給食を残さず美味しそうに食べ、生き生きと園での生活を楽しむ様子に、心を打たれました。
園で作る味噌汁の味噌は、なんと園児達の手づくり。毎年100kgほどの味噌を年長さんの園児達が作り、次の年の分は年中さんに作りかたを伝え伝統を受け継いでいく。
味噌だけでなく漬物、梅干し作りまで園児達は経験するそうです。自分達の食べるものを自分達で作る事で、食べ物に対する有り難み、食の大切さを伝えたいという園長先生のこだわりだとか。
前園長先生の愛情溢れる教育方針に、思わず目頭が熱くなりました。
玄米、味噌、大豆などの伝統的な日本食に、そこまでの威力がある事を思い知らされ、食育の大切さを改めて痛感しました。
普通の映画館での上映ならおそらく観に行かなかっただろうと思いますが、世代フリー上映会という事で、子連れの方も沢山見えられていたので、息子を連れて行っても安心して観ることが出来ました。
そして帰る途中には、早速昆布と玄米を買って帰りました。「玄米なんてまずくて食べられたものじゃない」と以前聞いたことがあるので、どうかな〜、息子は食べてくれるかな〜、とやや不安でしたが、美味しそうに平らげてくれました。
実は私も始めて玄米を食べたのですが、思っていたよりは美味しかったので、これを機に続けられたら良いな〜、と思っている次第です。この映画を観て、玄米生活と手づくり味噌作りは出来る限り続けていこう、そんなふうに思う事が出来ました。
そして、初めてがもう一つ。
今回が産後初めての映画鑑賞でした。子連れだったら普通は映画なんかあんまり観に行けないですからね。世代フリーという形で上映会を開催して下さった方々には、感謝です。