お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

報道される名前を見て思うこと


報道される名前を見て思うこと。
親がつけたであろう、下の名前を
心の中で読んでみる。

悪いことした人の名前、
親はどんな思いでつけたんだろう。
「生まれてくれてありがとう。健康に育ってね」
「優しい子に」
「人を思いやる子に」
「みんなに愛される子に」
「人生の荒波を超えていけますように」
幸せな人生を送れるようにと祈りながら
たくさん欲張って考えたと思う。
なのに、むなしく繰り返されるわが子の名前。

事故や事件で亡くなった方の名前を見て思う。
お母さんは命をかけてこの世に送り出したわが子が
こんなにむごく命を落とすとは一ミリも思ってつけたのではない。
平凡でも人並みの苦労はしても
人生を全うしてくれると信じてつけたはず。
なのに、人生とはむごい。

無事に生まれるだけでも奇跡なのに
その後の幸せな人生まで祈るのは
もしかしたら贅沢かもしれない。
でも、だからこそ
きっと、すべてのお母さんがそのときのエネルギーを全部
名前に込めていると思う。

キラキラネームでも難しい漢字でも
流行りのかっこいいのでも
親が子の名前に託す思いは
単純なものではないと思いたい。

この世に生まれて、名前をつけられた命は
たとえ寿命があるとしても
生まれてよかった、と思える人生でありますように。

2件のコメント

名前でその人の人生が変わる訳ではないものの、名ずけた方の想いが汲み取れますね。
誰もが幸せに生きる権利を持って生まれるのですが、不幸にも事件や事故で個体認識という事か戒めなのか名前が曝け出されます。
良い時には、見習ってその名前をつけたりすることもあります。
親として子どもの幸せを願いながら名ずける。呼ぶたびに 産まれた時の喜びを思い出すのでしょう。
何恥じないよう、名こそ惜しむなとかとか。名前に関しての様々な諺もありますが、どんな名前でも名付けた方の想いは忘れたく無いですね。 与えられた命を全うすることも また 一つの名で生き抜くことも本人の自覚が大切なのでしょうね。
大切な名前と共に良い人生を送りたいものです。

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宇賀佐智子
大阪の宇賀佐智子です。30歳長男・27歳長女の母。大阪エリア版編集長を2018年から4年間務めました。子育てが楽しくなる大阪、誰もが子どもたちの未来を考える大阪、美味しい楽しい大阪を目指します♪