お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

農業で食べるのは無理でも、食べる分を作りたい

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最近、自然農法をベースとした農園にお邪魔しています。

子育て講座で知り合ったお母さん(えっちゃん)の農園で、お友達と一緒に作業したり、
農園の一部を貸したりされています。

「正しさよりも心地よいことを」という考えで”ここち農園”と名付けられています。

 

私も月2~3回ほど子供と作業しています。

今回の作業はサツマイモの定植でした。
1つの苗を大きく育てて、複数のツルを切り取って植え付けました。植え付けた日は子どものイタズラのような状態で、本当にサツマイモが育つのかドキドキです!

その後、草むしりをしながら少しインタビューをしました。

えっちゃんは元フードコーディネーターでした。
ですが、撮影で食べ物が廃棄される現実に「向いてない」と感じ、辞めました。
22歳の時に『複合汚染』(有吉佐和子/著)に出会い、「これが真実だ!」と直感したそうです。

えっちゃんは2年前まで観葉植物を枯らす人だったそうですが、
自然農法の魅力は「主婦が機械なしにできること」と話します。
「成長はゆっくりだけど、家で食べる分だからね」といつもニコニコしています。

また、種を自分の畑から採っています。次に残す野菜を選んで、花を咲かせ、種を採ります。
「命をつなぐみたいで好きなんだ」と、まさにお母さんの仕事という感じ。

 

他にも素敵なところは、出来た作物だけでなく苗を分けてくれることです。
作物だけだと、美味しかったねで終わってしまいますが、
苗をもらうと育てる楽しさがついてきます。
おかげさまで、わが家の庭も少しずつ賑やかになってきました。

農業で食べるのは無理でも、食べる分を作りたい。
私も最近、そう考えるようになりました。

実力は全然追いついてませんが、できることを少しずつ…。

6件のコメント

木綿さん

自分が食べるものを、自分でつくる。
それほど、自然な営みはありません。

今の、社会、誰かがいないと、私たちは生きていけない。
そんな社会も大事だけど、だったら、お互いに助け合える社会になるといいですね。」

私も、編集部のベランダで、野菜をつくっています。
トマト、なす、しそ、小松菜、にんじん

残念ながら、食べるほどの野菜にはなりませんし、
小さなトマトやなすが、愛おしくて、食べられない。

シルバニアファミリーがいたら、プレゼントしたいくらい。

藤本さん
かわいい人参、新聞で拝見しました。
小さくてもちゃんと人参の姿で、本当に可愛らしいですね。

お互いに助け合えるために、自分の足元をしっかりさせることの大切さを感じます。
適当でも芽は出てくるけれど、きちんと野菜にならず、農家さんの凄さも改めて感じます。
いつもスーパーには野菜があるけれど、当たり前ではないんですよね。

素敵なご縁ですね~

できることを少しずつが本当に大事。

私も同じような感覚で、友達4人と農園を借りて作業をした2年間がありましたが挫折。
今はちっごの拠点松葉荘で少しずつ何人かで見守りながら、できたものをいただくという感じで楽しんでいます。

そのときにできたものを採って食べるって、当たり前のようで当たり前ではなくて
ほんの少しだったりするけれど、とても豊かな気持ちにさせてくれて、
スーパーのお野菜よりも各段に体も心も元気になる感じがします。

これからが楽しみですね~

私もえっちゃんにお会いしてみたいです。
よろしくお伝えください。

松葉壮の畑の雰囲気、ここち農園と似てるなぁとレポートを見て思いました。
お友達との農園は2年で終わったんですね。共同となると難しいのでしょうか。

えっちゃんもよく、生活が豊かになると言っています。
たくさん手に入らない分、必要なもの・不必要なものが見えてくる感じがしますね。

お2人が出会うと、どんな話になるんでしょう!私もぜひ聞いてみたいです(^^♪

あっと驚く大自然もいいけれど、子供のペースに付き合ってくれるような身近な自然もいいですよね。
息子はダンゴムシやミミズを捕まえたり、ちょうちょを追いかけたりしています。
少しでも心の糧となれば嬉しいです!

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ABOUT US
木綿萌
大阪府在住。子育ての目標は「よく動く心と体を育てること」。食を中心に「知ること」が好きですが、行動はちょっぴり遅め。家族の健康は社会の健康。今日もせっせとご飯づくりです。台所は世界の入り口! MJプロ/子ども5才・3才