備忘録

日曜に、高3の次女と七夕飾りを折り紙で作っていた時のこと。

「パパにこないだ聞いたんだよね。ママと離婚したいと思ったことあるか？って」。

「えっ！なんて答えた？」

と間髪入れず私。

「え～言わな〜い」。と娘。

『なら言うなよ、でも結果によってはこの先の夫婦関係に影響が…』と焦る天の声。

めっちゃ気になるやん！としつこく聞くと、

「言うの恥ずかしい」と言いながら、もったいぶる。

「早くー教えてよ！」少し尖ってきたところに

「一度もないっだってさ～」。

『マジかよ～何度もあるよって言われるかと思ってドキドキした』と安堵する天の声。

やたらホッとしたところに

更に娘が

「喧嘩した時もないの？」って更問したらしい。

『え～いい気分のまま終わらせてくれよ～っ』とまた焦る天の声。

すると娘は「子どもの前でのろけるなんていい加減にしてほしいわ～」とプリプリしながら

「結果的に許しちゃう、ママが可愛かったから。だってさ～当たり前のように言ちゃって、恥ずかしいわ聞いてる方が！！」

『ちょっと～そんなこと言ったのか？ほんとに？？？』と怪しむ天の声。

『いつもそっけないのにな』。と不満たらたらな天の声が続く。

この間なんて、そっけない上に、優しさのかけらもない言い方したから、朝からカチンとして

「なんでそんなに優しくない言い方しかできんの？マジイラっとする」。と言ってしまった。

そのまま無言で夫は出勤。

「もっと優しい言い方してほしい。マジ悲しくなる」。正解はこっちだったなと。

『相手に気付いてほしいなら、もっと心の内を素直に伝えるべきだったな。こちらも思いやりが欠けていたな』。と反省する天の声。

その日の仕事帰りに、夕飯はパスタだよと家族LINEにいれて帰宅したら

先に帰っていた夫が

「お湯沸かしといたよ～」と。いつになく気を利かせていた。

鍋の中は既に沸騰していた。

『早すぎるでしょ』とぼやく天の声。

ちょっぴり優しくなっていた夫に、もちろん「ありがとう」と伝えた。

『でも、買い物してたら気が変わっちゃって、パスタやめようと思ってたのにな～』。これ素直な天の声。

もうすぐ七夕がやってくる。

毎日顔を見合わせおはようと言える距離にいられることに感謝かな。

【おまけ】

ちょっと前に家族で見ていたテレビ。「既婚者に聞いた、現在の夫婦生活を表す漢字一文字」のクイズ。

ん～ちょっと悩んでしまった。

1位　忍　2位　楽　3位　和　4位　愛　5位　幸　6位　無　7位　平　8位　耐　9位　安　10位　隠

ちなみに数日前に私も実は聞かれていた。

「パパと離婚したいと思ったことあった？」

「一度もないよ」。と即答しておいてよかった〜！

聞いた本人はそのときは、「そうなの？」とあっさり終わった。