お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

空模様と母の気持ち

私の心配をよそに本人は意気揚々とおちゃらけ気味に登園。

3才の息子が先日、初登園。

満3才児クラスへ入る前の、おためし預かりに数時間だけ行ってきた。

この1ヶ月、急に「近くの託児所へは行かない、行きたくない」と泣いて、預けられないでいた(正確には休みにお姉ちゃんと一緒には行けたけれど、平日は断固拒否!)。

トイトレが進んでいれば3才になった翌月から幼稚園へ行くことができるルールで、準備しなきゃと思いつつ、でもどこかこんな早く入れていいのか迷っていた。

私自身は年長の1年しかない幼稚園だったし、今小2の娘の頃はまだ満3才児クラスがなかったから、年少の4月からの入園だったから。

娘と比べたらたった数ヶ月だけれど、それでも迷いがあった。

でも、それまで週に何度も託児所を使ってきたのに、急に1日も離れない生活は、キャパの超狭い私には大きな大きなストレスになってしまった。

隙間時間に仕事をやるにはやるけれど、ゆっくり考える時間が必要なものが進まない。
ずっとずっと1人になれないのもしんどい。

そして、そんなしんどいなんて思ってる自分に罪悪感を感じて苦しかった。
「かわいい時期なのに『数時間でいいから離れてくれ!』と思ってるなんて、なんてひどい母なのか」と自分を責め続けた1ヶ月。

迷いながらも覚悟を決め、幼稚園にすぐに入れたいと相談、ちょうどその日にトイトレが進み、おためし登園があっという間に決まった。

娘やお友達のおさがりの幼稚園グッズを持参し、いざ幼稚園へ。

息子はすーっと先生と園庭へ遊びに。

「お預かりしまーす」
久しぶりに聞いた、親が幼稚園をあとにする時の先生の声かけ。

この1ヶ月、この3年、そしてその他いろんなことが頭に浮かんで、嬉しいのか苦しいのかなんだかわからない気持ちになり、涙が出そうになった。

見上げると、ちょうど青空と雨雲とが同居する空模様。

もうちょい自分で頑張れたんじゃない?
いやいや、十分頑張ったよ。

そんな会話を頭の中でしながら、つかの間のフリータイム。

そしてお迎え。
最近息子は私にべったりだったから心配していたけれど、とっても楽しかったらしい。

帰途もご機嫌、帰宅後も先生の真似をして楽しんでいた。

幼稚園へ入れることは私のためだけじゃない、息子のためになるんだ。

それが救い。

私の心配をよそに本人は意気揚々とおちゃらけ気味に登園。

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曽我幸恵
MJプロ│お母さん歴約9年、元・お母さん業界新聞あつぎ版編集長│小3の娘&年少息子の2児の母 神奈川県厚木市在住、茨城県水戸市出身、学生時代住んでいた宮城県仙台市は第二の故郷。 インタビュアー&ライター&ライティングの先生│今より書くのが好きになるコミュニティ・個別サポート│厚木市子育てアドバイザー&ほっとタイムサポーター│ヨガセラピスト。 *noteでもインタビュー記事など書いています。 https://note.com/sogasachii *アメブロも時々。https://ameblo.jp/sattsun2525/