お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

我が家のトイトレ戦記② 〜息子の不思議なスイッチ〜

前回の記事のとおり
トイトレ開始から2,3ヶ月経っても
オムツ以外で「出る」気配は全くなかった息子。

しかし、良くも悪くもトイレの存在を
意識させられたせいか、10月頃から段々と「(オムツに)おしっこ出ちゃった」と
言葉で訴えることができるようになってきました。

これまでは、おむつがパンパンでも
「替えるよー」というまで
なんの反応もなかったので
これはかなりの進歩!

とはいえ、事後報告ではどうしようもない。というか、100%事後報告なので
布パンツにする勇気が全く湧いてこない

そんなこんなで「出たー」と言われると
「次は出る前に教えてみてねー」と
声をかけるだけの無気力な日々。

使われたことのないおまるは、部屋の隅でインテリアと化していました。

時々、そろそろかなというタイミングで
補助便座やおまるに座らせてみるものの
どうも「オムツで出す」ことに慣れすぎて
それ以外だと落ち着かない様子。

長く座るのを嫌がるため
「出るまで遊ぼ」と
おまるに座ったまま延々と2人でUNOをした日もありました
(下半身丸出しのシュールなカードゲームが1時間続いただけでした)。

そこで11月のある日、
オムツを履いたまま便座に座らせ
「座ってるだけだよ、いつもみたいにおむつに出して良いよ」と声かけ。

こっそりオムツのサイドを破っておき
息子が「出たー」の「出」を発音するや否やオムツを剥ぎ取る作戦!!

ほーんの少しですが
ようやく「トイレに出す」体験ができました。
これが本人も嬉しかったのか
「できたねー」と満面の笑み。

ずっとお約束していた「ごほうびシール」も解禁し
親子で大喜びしました。

とは言え、まだまだ牛歩だろうなと覚悟していたこの翌日。

再びオムツのまま座ってビリビリ作戦。
すると、自らオムツビリビリに協力し
うまくトイレ出しに成功!

驚いたのがその後。
買い物に出たショッピングモールで
突然「出そう。トイレ行く」と自分から申告!!
「え!デビューから外のトイレっすか?!」と戸惑ったものの
パパも一緒だったこともあり、3人で多目的トイレへ駆け込み、
まさかの外出先トイレも初成功したのでした。

その後、あれよあれよと言う間に
おまるでのトイレにもすっかり慣れ
ものの数日で、外出時以外は全ておまるでするように。

そして1週間もすると、外出時でもトイレを探して準備ができるまで
我慢できるようになりました。

もう少し、お漏らしやお外トイレ拒否など
段階を踏みながらと予期していた母は
もう本当に嬉しい驚き。

まだ、う◯ちはクリアできていませんが
十分に希望の見えたここ数週間でした。

***

長々と記録を綴ってしまいましたが、
何より書きたかったのは
今回の件で、息子には息子にしか分からない何らかの「スイッチ」があるのではないかと感じたこと。

発語が遅く2歳半ごろから言語聴覚士さんのお世話になっていたのに、
3歳前に突如言葉が溢れ出し
アブダビ渡航前には「もう通わなくて大丈夫」とお墨付き。

親のヒヤヒヤなんてそっちのけで、
急に何かが降ってきたかのように
昨日までできなかったことを
あっさりやってのける姿に
子供ってすごい、子育てって面白い、を実感する日々です。

これからもどんな予想外をやってくれるのか。
「あれー?今回はスイッチ入んないねー」って時もあるのかな。

飽き性の母を、飽きさせない息子です。

8件のコメント

やったねー!すごい✨うれしいね。
本当だ。子どもにしかわからないタイミングのスイッチがあるんだよね。
親はそれを知らずに必死にスイッチ押そうとすると、大抵こじれる(笑)
これからますますお出かけが楽しくなるね。
アブダビレポもまた楽しみにしていまーす!

そうそう、スイッチって無理に押そうとすると
ほんと主電源ごとダウン!みたいになりますよね。

待てる母が理想と分かりつつ
結局焦ってスイッチを探しまくる母です。

いやー、蘭ちゃんの一喜一憂する姿が浮かんで、私までほっこり!
おまるに座りカードゲームは一生忘れられない思い出だね!笑
よく1時間も付き合ったよ!!!

私も息子の時はなかなか大変で心折れたので、うなづきながら読み進めました。
私は最後は下半身裸で過ごさせるという強行突破に!笑
そんな姿も記事にしておけば良かったなー

一つ一つ乗り越えたことが、当時は辛くても、あとで読み返すととっても素敵な思い出になるから、子育てってほんと不思議で幸せだ!

ありがとうございます。
おまるカードゲームも写真に残しておきました笑

下半身裸エピソード楽しすぎる〜!!
おむつなんていずれ外れると思いつつ
そもそも「尿意を察知してトイレに行く」って
2,3歳児にしたらまあまあ難関なことだよなぁと思ったりもします。

ほんと、不思議で幸せ。

蘭さんの奮闘記、面白い!
トイレって、本当に心配。
だって、楽しいお出かけがびしょ濡れになったらやっぱりしんどいし、
朝とか忙しい時とか失敗されたらしんどいし、
どうしても、母都合で進めたくなるんですよね…
うちは、なんだか保育園様様でした。やってもらった。
家では、ほぼほぼ、何もしなかった。
もったいなかったなぁ。

ありがとうございます♪

ほんと、ようやく行けるようになってきた今も
外出の時はオムツだし
なんならスーパーでカゴいっぱいの時に言われたら
「うん、オムツで出して良いよ」とか言っちゃってるし笑

母都合だよなーと思いつつ、
それくらいは許しておくれと言い訳してます。

保育園は他の子の影響とかもうまく働くと聞きますし
それで外れてくれたなら全然素敵です!

もう、わかりすぎる!
過ぎ去ってしまえば…なんだけど、上の子は割とすんなり外れたのに、下はぜーんぜん。
シール?そんなの要らないよ?タイプでした。
年少さんになっても安定せず、パンツいっぱい用意したし、いっぱい洗いました。
でもある日突然サラッと卒業!
オムツ、、買ったばかりだったのに。。
悔しいやら、嬉しいやら。笑

スイッチを待つ忍耐力と面白さ。
本当あるよね!
おまるやトイレに座るかわいい姿も今だけだよね♡

シール要らないタイプ手強い!!
うちは急に沢山トイレ行くようになったので
シール足りなくなる(日本語で「やったね」とか書いてるシールはさすがに売ってないし)と焦って
アイキャッチのとおり、1回ずつは手書き花丸、1日の終わりにシール方式に切り替えました笑

オムツ買ったばかりも分かりすぎるー!!

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ABOUT US
杉本 蘭
2019年、30歳で息子を出産。 京都出身。横浜→東京暮らしを経て、 現在は夫の駐在に帯同しUAEにて子育てライフ満喫中です。