中１長女が反抗期（だと思いこんでいた）なのか、ここ一年、言動にトケが出まくり嫌な感じ（だった）。

風水だけでも良くしようと、鏡に布を垂らしたり、家具の配置を変えたり、玄関トイレ掃除をマメにしてみたり、、。

でも、ウ～ン。

彼女のイライラムカムカエネルギーで、家の中が不穏になる。挨拶しない、話しかけても返事をすぐしない。物を乱暴に置く、怒られないとしない、妹たちに暴言を吐く。

はぁ。。。。やれやれ。嵐が過ぎるのを待つしかないかぁ。

と、やり過ごしていたら、先日、私のカバンの中に長女からの手紙が入っていた。

中を開けると3通の便箋にびっしりと何やら書かれている。なんだ？なんだ？と読んでみると、

とにかくスマホが欲しい

“だけ”

の内容だった。

しかし、その熱量はすごくて、手紙から炎がメラメラと立ち上がっていた。こりゃぁ、おざなりにしたら、後々、長女から人間失格の烙印押されるばい。と、ちょっと震え上がるくらいの内容だった。

あー、ずーっと欲しがっていたのは分かっていたけど、ここまで本気だったとはなー。

よし、分かった。

彼女がここまで言うなら、と、家に帰り開口一番、長女の肩に手を起き、私はこう言った。

「あなたをを信じてみるよ！あなたを信じた自分を信じてみるよ！

すると、何ということでしょう。

タータラララーン、タ、タタータタータータタター（ビフォーアフターのあの音楽です♫）

家の中にずっしり淀んていた重たい空気はなくなり、みるみるうちに澄んでいくではありませんか！

なるほど、彼女にとっての「スマホが欲しい！」という願いは、同時に「どうせ買ってもらえない」という超絶ストレスになっていたわけだ。

スマホが欲しいと思えば思うほど、どうせうちの親は買ってくれない。なぜなら、うちの親は私のことを全然分かってくれないから。話を聞いてくれないから。でも、そういう風に親をさせている原因は、結局、私が悪い子だから。頭が悪いから。親に対して態度が悪いから。あー、私はだめだ。消えてしまいたい。

と、中１闇堕ち女子特有の思考回路で、彼女はここ1年、ずっとイライラムカムカしていたんだな。

早速、主人とも話し合い、オンラインでスマホ購入の手続きをした。が、しばらく日が経っても。。。

あれ？スマホが来ない

すると、長女「手続き間違ったんじゃない？普通、在庫があったら次の日には出荷されるよ。されなくても、2日にいっぺんくらいは、どんな状況かメールがくるはずだよ。メールがゴミ箱に入ってない？ちゃんと見て」とのこと。ひぇ～、なんでそんなに詳しいのー。なんか恐いよー。

しかし、ものの見事に長女の言った通りで。。。うまいこと手続きが完了していなかったのです(^o^;)

長女がスマホを持ったら、きっと２、3日で、いや、多分１日で、私の知らない色んな便利なスマホの使い方を、彼女はマスターするんだろうなー。そして、あれこれ、私は長女にやり方を聞くんだろうなぁ。。。

それもちょっと、楽しみだな♫