妹、弟として生まれし者へ告ぐ。
合唱コンクールでは、姉や兄と同じ曲を歌うでない。
確かに目の前では、貴方が一生懸命歌っている。
母もちゃんと貴方を見ている。
見ているんだけど、
「あー、この曲、お姉ちゃんも歌ってたなぁ」
と、脳内に姉の残像が現れる。
しかも姉は、この曲のピアノ伴奏をしたのだ。
伴奏のオーディションを受け、夏休みからコツコツ練習を重ね、本番では緊張で震えながらも堂々と弾ききった。
弾き終えた途端、緊張の糸が切れたのか、思わず泣いてしまった姉。
卒業式では「私の伴奏で歌ってくれてありがとう」と、みんなに感謝まで伝えていた。
ああ、そんなこともあったなぁ。うるうる。
……って、いかんいかん。
今、目の前で歌っているのは貴方なのだ。
母は貴方の歌を聴きに来たのだ。
だから、頼む!歌わんといてくれー笑
あ。。。そういえば以前、次女から言われたことがある。
「ママって、結局ねえねのことばっかり記事にするよね」
……ほんとだ。またやってしまった。
これも貴方の話のつもりだったんだけどなぁ。貴方の合唱コンクールのエピソード、全然ないね(⌒-⌒; )


































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