お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

子どもに生きがいの持てる人生を

自分が何のために生まれてきたのか?大人でも悩む。子どもならなおさら悩んでしまうのは仕方のないことだろう。私も多くの挫折を経験してきたが、特に目的や目標を見失っているときに「自分の存在って?」と悩む。

私が小学生のとき、借金を理由に両親は離婚し、母と姉2人と私の4人家族になった。父は怖い存在で、父の言うことに逆らうことができなかった。

離婚後、母は、人生の岐路を私自身に選ばせてくれた。自分で決めた結果、反省はしても後悔はしない。落ち込むより、次の目標に向かって情熱を注ぐ生き方をしてきた。挑戦しては反省し、次の生きがいを探した。

35歳で会社の資金を横領され、自己破産寸前まで追い込まれたときには、さすがにうつになりかけた。それでも立ち直れたのは、私以上に心配し、悩みながら傍にいてくれた母の「誠実にがんばって、悪いことをしていないのだから胸を張って」という言葉。

その後、アーティストを応援し、経済効果を生む地域貢献事業を立ち上げることを決意し、今は情熱を持ち生きがいのある人生を歩んでいる。

子どもの未来は母よりも長い。お母さん方には、子どもが生きがいのある人生を歩むために、勇気を持って「選択できる」という経験と、情熱を持つことの大切さを伝えてほしい。

松山新地プロジェクト代表 宮谷圭一

 

 

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