お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

疲れたら愛媛へ! いい加減の松山へ!

松山市に住んで10年になります。松山の人は良い意味で、おせっかい。観光客を見かけたら「どっからきたん?」「ほーで」と話しかけ、おすすめスポットを教えてくれます。赤ちゃん連れには「何歳?」「なんで泣きよんのよ?」と声をかけてくれます。

わが家は4人家族です。9歳の娘と4歳の息子に恵まれました。1人目が生まれたときは周囲のサポートがあまりなく、2人目のときは産後うつの状態で、病院から「子ども総合相談」の相談員さんにつないでもらいました。子どものことだけでなく、私のこともいろいろと聞いてもらい、精神的にも安定しました。

最近は「こどもの相談室 ふらっと」もでき、家庭からの相談以外に保育園や幼稚園にも出向き、発達が心配なお子さんの相談を受けています。

松山市保健所の「すくすく相談」では、子どもの身長体重測定や離乳食相談にも応えてくれます。どちらも子育て世代の私たちを助け、必要なときに必要な諸機関へつないでくれるので、私も助けられています。

平日は共働きでバタバタしている私たち。朝夕は時間との勝負です。土曜日は子どもたちの「習い事デー」、日曜日は「まったりデー」で、出かけることもあれば、ひたすら家でゴロゴロすることもあります。

毎月第3日曜日には「お城下マルシェ」が開かれ、県内の商店の出店や手づくり品販売などがあります。

きれいで大きい公園が多いのも、松山の特徴です。市内はもちろん近隣の東温市や砥部町にもおすすめの公園があります。先日はえひめ森林公園へ行き、パパとダイナミックな遊びを堪能した2人。屋内施設も多くありますが、外で遊ばせたい、デジタルから子どもを離したいときには、いい加減なのかもしれません。

10月上旬には各地で秋祭りが行われました。薄暗いうちから神輿の宮出しがあり、道後温泉駅前で鉢合わせがありました。前日には子どもの提灯行列があり、当日は大人神輿のお手伝いをします。夏の終わりくらいから神輿をかく練習をしたり、神輿の修繕をしたりします。9月末には紙垂があちこちで見られ、私も子どもたちに秋祭りの意味を教えます。

故郷になった愛媛は、人も気候もあったかくて、私は大好きです。

お城下マルシェの盆栽展に惹かれた2人