8人目の子どもである14歳の娘に、ようやく反抗期がやってきた。毎日、反抗期が終わったばっかりくらいの血気盛んな高3の兄と、些細なことでケンカをしてもめている。一方、私はここへきて「はじめての更年期」を実感し、戸惑う日々だ。
私にとって反抗期と向き合うのは7回目。成長はうれしいが、仕事から疲れて帰り、2人のケンカをいさめるのは正直しんどい。座り込むように寝てしまい、家事も子どもたちに甘えてばかりだった。
ある日、私は娘に「お兄ちゃんはもうすぐ家を出るのだから、もう少しやさしくして」と言ってしまった。すると娘は「私、一生懸命やってるのに!」と泣き出したのだ。
よく聞けば、ケンカの原因は洗濯物の干し方やご飯炊きなど、私を助けようとして起きたものだった。「お母さん、こっちを見て! 助けて!」というSOSだったのだ。
「仕事ばかりで甘えすぎていたね。ごめんね」と、私より大きくなった娘を思いきり抱きしめた。娘は「やっと抱っこしてくれた。ずっと抱っこしてほしかったの」と、わんわん泣いた。
反抗期も更年期も、ネガティブにとらえがちだ。でも子どもははじめての感情と闘い、抱えきれないものを一緒に持ってほしくてぶつかってくる。
170センチを超えた子どもを抱え上げることはできないが、膝に乗せることはできる。私にはたくさんの夢があるが、その一つは、私を大切に思ってくれる子どもたちの成長を文章にまとめ、いつか彼らに贈ることだ。
毎日が「はじめての日」。子どもたちを見つめ、更年期で変化する自分を見つめながら、これからもこの日々を綴っていきたい。
(田川亜寿香)
お母さん業界新聞 8月号 アスカ母さんのドタバタ日記

































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