9月12日(土)、オンラインにて「母ドラ」3期生の成果報告会を行いました。「母ドラ」とは、マネジメントの神様といわれるドラッカーの考え方をベースにした学びの場。月1回のオンライン学習と1か月間の実践を繰り返し、家庭や職場で起きる出来事やモヤモヤを価値に変えていく取り組みです。おなか元気グループ代表の白仁田裕二さんを講師に、3期は昼・夜あわせて17名の仲間が共に学び合いました。今回は、3期からの参加者4人と、1・2期からの継続生2人の発表を共有します。さて、どんな気づきや変化があったのでしょうか。母ドラで学ぶエッセンスを太字にしています。気になる方、ぜひ4期で一緒に学びましょう! (池田彩)
プレゼンじゃなく対話だよ
心に残ったことは、「相手の軸足に立つこと」。ある夜、夫が忘れ物をしてイライラする私に、息子(4歳)が「パパ、おなかすいてないかな?」と一言。
イライラするだけで夫への配慮が欠けていた私に対し、息子は相手を思いやっていることにハッとさせられた。繰り返し「相手の軸足に立つ」を学んでいたからこそ気づけた出来事だ。
ほかにも対話の大切さを学んだ。「夫へのプレゼンはどうすれば?」との質問に、白仁田さんから「プレゼンじゃなくて対話だよ。今、自分が困っていることを伝えればいいんだよ」と言われたことが心に残っている。これからは対話を心がけていきたい。(3期/平田沙織)
相手の軸足に立つこと
子どもの宿題の時間が苦痛で、「早くやって」「後で困るよ」と毎日何度も口うるさく言っていた私。結局寝る直前になったり、私ばかりがねちねち管理していることに悩んでいた。
そこで「相手の軸足に立つ」を「小さく試そう」と、まずは自分の価値観を押し付けず、子どもの話を聞くことにした。宿題をやっていない時はどうするか、私が一緒にいた方がいいかを選択してもらい、どうやったら上手くいくのかを一緒に考えた。
するとたくさんの方法が見えてきた。「私が言わなきゃ」というプレッシャーを手放せたことで、最近は子どもから「○時にやるわ」という言葉が出るようになった。
「相手の軸足に立つ」「小さく試す」などのエッセンスでモヤモヤを価値に変えることができ、家庭のソワソワがなくなった。(3期/山本有希)
何をもって憶えられたいか
私が気づき変化したことは3つ。
1つ目は「子どもと過ごす時間」。「時間管理」の実践で1か月間紙に書き出してみたところ、想像以上に短いことに気がついた。自分が子どもと関わることが多いので時間も長いと思っていたが、平日は正味2時間半くらい。子どもと共有している時間について大切に考えるキッカケになった。
2つ目は「貢献」。家庭や社会の中で自分はどう貢献できるか、人生の中で「何をもって憶えられたいか」を考えるようになった。
3つ目は「物事を俯瞰して考える」こと。トラブルを自分の経験値だけで捉えず、「強みを生かす」視点をもらい、家庭全体で自分がどう動くべきか考えられるようになった。(3期/上野由樹)
家庭と仕事、学問は統合していくもの
まず夫婦の会話が変わりました。私は不満をため込んで最後に爆発してしまうタイプ。「そんなこと思っているなんてわからなかった」と夫に驚かれる。
「対話には共通のテーマが必要」と学び、子どもの急病時などを事前に話し合えるようになり、対話がより深まることに気づいた。
また、これまでは家庭と仕事を別だと考えていた。育休中は存在意義がわからず悶々としていたが、「家庭と仕事、学問は統合していくもの」と教わったことで、母業での成長もステップアップできていると自分を誉めてあげられるようになった。 (3期/田中杏)
小さく試す
2期は内容を吸収するのが精一杯だったため、自分のものにするために3期も参加。「小さく試す」を実践し、『母親になって後悔してると言えたなら』という本をキッカケに読書会を開き、そこから派生して東京国立市で公開講座の実現へとつながった。
NHKの方2人を招き、母親の気持ちを共有する場を設けることができた。当日の様子を本紙の「MJレポート」に書いたところ、それを読んだ国立市の公民館から「便りに載せたい」と転載依頼があり掲載に。「小さく試す」の繰り返しが広がり、新聞を知ってもらう機会にもなった。
「マイナスこそが価値」という言葉も学び、今では資料を読み返さなくてもパッと頭に浮かぶ。1秒でも長く笑顔でいられるよう、これからも学び続けたい。(2・3期/田久保薫子)
家庭の役割は受容適応性
家庭の役割は「受容適応性」であり、人格形成にとても大事だと教わったことが雷に打たれたように心に残っている。
宇宙人みたいな夫と、言うことを聞かない子どもたち。これほど人格の違う人間を受容し合う家庭ってすごい場所だと、改めて思った。
「家庭がキャンパス」という言葉にも結びつき、家庭・学問・仕事の3つを統合することの大切さを強く実感できた。
学ぶ前は何をしたいかに囚われていたけれど、今は「私を使って何しちゃおうかなー」と状況を楽しめるようになった。学ぶ仲間が増え、温かい社会がつくれたらいいなと思う。(1・3期/福田重満子)
白仁田裕二さんより
家庭のリーダーはお母さん。そのリーダーであるお母さんがマネジメントを学ぶことで、外の世界によりよい変化をもたらすことができる。小さな歩みかもしれないけれど、母ドラの大切さを実感でき、私自身も力をもらいました。
母ドラ4期生募集!
○期間:2026年11月〜2027年8月(10か月)+発表会(2027年9月)
毎月1回オンラインにて(昼と夜の振り替えも可)
昼の部:第2水曜13時〜14時半 初回は11/11
夜の部:第3火曜20時〜21時半 初回は11/17
○参加資格:お母さん大学生
○参加費:無料
○母ドラ事務局:池田彩・安達真依okaasankyusyu@gmail.com
お母さん業界新聞 11月号 MJレポート


































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