フリースクールという存在と選択肢

先日、徳島にある、トエックというフリースクール(ようちえん、小学校)の見学会に参加してきました。

自然豊かな場所な場所に「トエック」はあります。

行事も、カリキュラムも、もちろん教科書もありません。先生、という言葉はなく、そもそもそういう関係性がここにはありません。
………
良い、悪いはない。裁かれもしない。
目の輝きが違う。活き活きした時間がある。
伸びやかな時間がそこにはありました。

お昼は2時間の間に、自由に食べていいんです。
自分でご飯を盛る。幼児がそれをするんです。

敷地内の外に薪で沸かしたお風呂があり、
真冬でも泥んこ遊びをするから、大抵毎日沸かしているとのこと。
半袖や裸足、素足の子どもがたくさん。
フライパンでポップコーンを作る姿があれば、スタッフとサッカーをする子あり、木工をする子あり、とにかく多様!!
あ、大豆も育て、味噌は手作り、野菜も田んぼも無農薬です!

わらを使った土づくりから取り組んでいるそうで、
「元気な野菜には虫がつかないと言いますが、本当で、昔は白菜にも大量の虫がつき、落とすのが大変でした。でもここ数年虫が激減。ファイトケミカルですね」
大根もたくさん植わっていました。
「300本くらい抜いて干し大根をつくります。漬物にもなるんですよ」

先生は存在しない。大人というひとりの「人」と子どもたちは一緒に過ごしているんですね。

この日案内してくれたスタッフのすがさんは言っていました。

「スタッフのすが、ではなく、すがという人と出会ってほしいんです。その意味ではスタッフも試されますが」

 試される、というのは例えば遊びの力量。スタッフそれぞれに特技や得意なことがある。それも子どもたちは見抜いていると言います。スタッフに対する子どもたちの呼び方も、ニックネーム。スタッフの子どもへの呼び方も、呼び捨てだったり、愛称だったり。〇〇ちゃん、〇〇くん、ではなかったのです。

すがさんが色々教えてくれました。

【食について】

食の姿勢で大切にしているのは食べ物を粗末にしない、作ってくれた人への感謝の気持ち、美味しく食べる雰囲気。

美味しく食べているかが大切なのであって、

大人に褒めてもらうために食べるとか、ご褒美のために食べとかというのは違うのではないか。

こなす、ものでもない。

今まで食べられなかったものを食べたときも褒めるとか特別なことせず、食べられたねと、サラっという程度。

 【批判ではなく、 健やかな方向ってどこだろう?】

怒るとか褒めるではなく、気持ちを伝える スタッフはアイメッセージ

私はこう感じてる、と伝える。

ルールを一般化するのではなく、“僕は…”“私は…”と自然に伝えるようになる。

それは子どもの「ありのまま」を認めることなのですね。

 私は、本気で自分の子どもをを通わせたいと思いました。

どんな風に育ってゆくのか見てみたくなったのです。

だって、

子どもの発想力、創造力ってものすごいから。

 

………

見学会に参加してから1週間。とにかく、ものすごい衝撃を受けました。

明らかに、私の子どもへの接し方が変わりました。

まだ、”感動”が残っています。

 

 

6 件のコメント

  • このようなスクールは、大人の力量が試されると思います。
    教科書がない世界はどこに向かって行くのかがね。
    教科書に頼りすぎる教育になってしまった反動にならないようにという思いは私の考え。
    大人が試される社会は今後も当分続くだろうとは思っていますが。

  • 通わせたい気持ち、すご〜くわかります!!
    私はプレーパークを月一でやってますが、毎日こんな場所が開けたらなぁーという理想はあります。
    ここは、フリースクールということは、小学生も受け入れているのですか?
    不登校の子は受け入れてくれてそうですね。
    こういうところで育った子の弊害は、社会とのギャップがあり過ぎる点です。
    ここで育った子が普通の小学校に行った時、なんで?どうして?という疑問がたくさん湧いて来るでしょう。
    ここではいなかった、認め合わない、友だちを取り合ったり、イジメの現場に遭遇するかもしれません。
    あまりのギャップに馴染めなくて、心が折れてしまうこともあります。それから不登校になるかも。
    だから、困難もたくさん出て来ると思います。
    ただ、幼少期の土台がしっかり出来上がってるから、どんな困難もこの子は乗り越えられる!と信じる気持ちも親に育つでしょう。
    私は、素直に、こんな場所が近くにあるのなら、ラッキー!と思って通わせるかな(笑)
    こんな場所は、全国どこでもあるわけではありません。
    ホントに、ラッキーだと思いますよ(*^^*)

    • コメントありがとうございます!

      不登校の子どもももちろんおることでしょう。
      でも、不登校という言葉すら似合わないかのような雰囲気がここにはあります。
      卒業生に会って話を聞いてみたい!!と思いますよね。

      子どもを通わせたい…
      通える環境を探りつつです♪

  • 私も以前NHKで、ここに似たようなフリースクールの様子をみて、衝撃を受けました!
    たしかに、現実の社会とのギャップが課題ですよね、、
    でも、そんなことも気にしないような子に育ちそうですよね!
    近くにあったら見学に行きたいくらいです^ ^

  • 奈保さん、お久しぶりです!
    徳島にいらしていたんですね(*^^*)

    トエックさん、私もとても惹かれました
    毎日通うことが難しくても、定期的にお泊まりキャンプや基地作り、泥んこ遊び等のイベントを開催さるているので、我が家は夏休みや春休み等に利用させていただいています

    おもいっきり自然の中で、皆さんと楽しい時間を過ごし、毎回毒が抜けたようにスッキリした顔をして戻ってくる息子たちを見ていると、本当に良い体験をさせていただいてるんだなと感じます

    またイベント等でお会いできる日があるかもしれませんね!楽しみにしています(*^^*)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    白川奈保

    埼玉出身、2013年~香川へ。 日常は、介護、医療、福祉に関するフリーの物書きとオーガニックなお店の店員。 好きなもの:沖縄、南米、高校野球、音楽いろいろ。 FBでは向田奈保で検索を(^^) 物書きの仕事では、こちらの名前で書いています。 facebookでは「向田奈保」です。(仕事では旧姓使用のため)