お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

日本とインドの架け橋として幸せなビジネスをプロデュース

他人を幸せにできるかの尺度で、インドと日本、双方にメリットのあるビジネスをプロデュースしたい。

分野としては、健康、食、教育。「健康」の分野では、インドは世界第2位の糖尿病大国なので、日本の整体をインドに広め、
インド本場のヨガを日本に広める活動をしたい。

また「食」の分野では、日本食をインドでより一層広めていくこと。日本の専門家や先人たちが培ってきた技術をインドに持ち込んで、根付かせたい。

特に「味噌」を含めた日本食をインドに広めることによって、インド人が、安心して日本を訪れることができるようにしたいと考えている。

2019年にインドから日本を訪れた観光客は17万人。中国の900万人と比べれば、まだまだだ。
そのために、まずは私がインドで経営している日本食レストランで、ベジタリアンなど、
宗教上の問題がない(安全な)日本食を提供し、観光の分野でも「食」を通じて日本に貢献できるようにがんばりたい。

「教育」の分野では、Googleやペプシコといった、名だたる大企業のトップがインド人であることに注目。
日本の子どもたちが世界に羽ばたく人材として成長するために、日本での「インド塾」開校を夢見ている。

語学、プログラミング、ディベート能力、プレゼンテーション能力だけでなく、多様性とユーモアがあり、世界中どこに行っても自活して生きていける生命力を育めるように。

これまでやってきた、異国インドでの事業は、決して楽ではなかった。
文化や制度の違い、価値観の違いに翻弄され、何度も挫折しそうになった。

でもそんなとき、「本当に賢い人は誰か?…それは、他人を幸せにできる人だ!」という祖父の言葉に支えられた。

これが、今の自分の原点だと思える。基本的には「農家さんが世界で一番偉い」とぼくは思っているので、最終的には農業、
もしくは酪農に携わって人生を終えたいと思っている。


▲友人のアルパ奏者に譲り受けレッスン中という南米の楽器アルパを持参し『きらきら星』を披露してくれた。
まだへたっぴだが、「子どもたちにこの楽器を触らせたい」と話す本多さんはきらきら輝いていた。


本多康二郎 Kojiro Honda
44歳。日印総合プロデューサー。小3・小1男子の父。2007年にインドに渡り3社を起業。2015年にはスリランカで1社を起業。株式会社サブヒロハマコーポレーション代表取締役社長。レンタルオフィス、ホテル、飲食店、食品加工販売・衛生管理業など、インドに来る日本人、現地のインド人が快適にビジネスするためのインフラを提供。趣味は、ゴルフ、ヨガ、バスケットボール、マラソン。モットー:本当に賢い人は他人を幸せにできる人。

お母さん業界新聞09月号より

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