お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

母時間プロジェクトX始動 横浜みなとみらいに お母さんの○○○が誕生!

母になったその日から、「母時間」を生きる私たち。
わが子の誕生を喜ぶとともに成長を願い、
笑顔さえあればいいと思ったあの日。
だが次第に情報にまみれ、
少しずつ「母時間」を見失ってしまう私たち。
「母時間」とは、母を感じる時間。
「お母さんでよかった」と思える時間。
それは、母のみに与えられた、わが子からの贈り物。
母なる海を感じる、横浜みなとみらいのこの場所で、
めいっぱい「母時間」を楽しみませんか?

▼お母さん大学の孤育てをなくす活動もコロナ禍で制限され、お母さん業界新聞の配布数も減った。今はじっとしているしかないのか、冬眠する蛙のような気持ちだった。だが子どもたちは待ったなしで毎日を生き、ぐんぐん成長している。そんな姿を見ていたら、コロナ禍だからできないなんて言っている場合じゃない。横浜に、お母さん大学の新しい拠点をつくる。コロナ禍に場づくりなんて無謀だが、今だからこそ意味がある。
▼コロナ禍で経済が困窮した家庭も多く、おうち時間の増加によるストレスで虐待件数も増えているという。休業や廃業する企業もあれば、コロナ需要で増収になった企業もある。リモートワークは当たり前、パート切りの一方で在宅ワーク需要が増えるなど、働くスタイルも多様化した。ならば今こそ、子育てに夢が描ける社会をつくるときでは。支援されるお母さんからアクションするお母さんへ。さあ、お母さんの出番だ。
▼子育てと仕事の両立に悩みは尽きない。いや、お母さんだから悩むのだ。自分にできることは何か、何のためにどんな仕事を、どんな風にするのか…。母時間とは、母を感じ、「お母さんでよかった」と思える時間。子どもと一緒にいる時間だけではなく、離れていても、わが子を思う時間。わが子のために、仕事や活動をする時間も、大切な未来につながる母時間だ。
▼失われた時間を取り戻すーーこの言葉に何かを思い出す人もいるだろう。ドイツの作家ミヒャエル・エンデの「モモ」(岩波書店)は、時間どろぼうと盗まれた時間を人間に取り返してくれた女の子の不思議な物語。生きることの価値は物質的豊かさでははかれないと、経済社会に問題を提起する作品だ。母時間を最大限に楽しみ、笑顔になることが、わが子へのお返しになるだろう。お母さんのアジトでは、そんな母時間をどんどん産み出していきたい。
▼お母さんのアジトは横浜みなとみらいの玄関口、日本丸メモリアルパークタワーA棟4、5階。運河を隔てた北仲通北第一公園は「灯台発祥の地」。
わが子を未来へと導くお母さんは、港で明かりを灯し、船を守る灯台にも似て。母なる港のタワー(灯台)に入るのも運命としか思えない。
▼国や企業の持続可能な社会に向けた取り組み(SDGs)も増えているが、子どもたちも学校の勉強や体験を通してSDGsを学んでいる。何より、社会課題の多くはお母さんの意識一つで変えられる。お母さんにできることは無限にある。お母さんの笑顔づくりは究極のSDGs。お母さん業界としてできることを、ここから発信していこう。
▼平和を願う時代に母として今できること、やるべきことは、わが子をしっかり育てること。そのためには母時間を楽しみ、「お母さんでよかった」と言える仲間を増やすことだ。一枚の紙と一本のペン、一つのミッションがあなたを待っている。お母さんのアジトで「ナンカ、オモシロイコト、イミアルコトヲ、ウミダス」母時間プロジェクト。トライ&エラーの日々はお母さん大学サイト、note藤本裕子で実況中継中。お楽しみに。

 

母時間コラム 「人、それは心」

今月の新聞は、平和を願い、ウクライナの国旗色にした。
だが、お母さん業界新聞より先にアクションした人がいた。山本倍章さん(株式会社ワンウィル代表)は、「ウクライナ支援タオル」を製作。コンセプトの4Kは、①一人ひとりの個人に(Kojin)、②愛する家族に(Kazoku)、③ウクライナの国に(Kuni)、④地球環境に(Kankyou)、思いを届けたいと。
手がけるのは、山本さんの親友で、オーガニックコットン
ブランド「天衣無縫」の藤澤徹さん(株式会社新藤代表)。
今回のタオルはコットン100%。山本さんが「タオルはいつできるの?」と藤澤さんに尋ねると、「糸から織り始めているので、少しお待ちください」と。ものづくりを極める両人
らしい会話だった。
ワンウィルは「ケイソウくん」という自然素材の漆喰珪藻土を製造販売する会社。山本さんの大切にしている言葉は、「人、それは心」(Heart to the human)、「愛を地球に包んで」(Heart to the earth)という。
タオルといえば銭湯。私のいきつけの湯で、お母さん業界新聞を応援してくれている銭湯「いやさか湯」(横浜市鶴見区)に、ウクライナ支援タオルを置いてもらい、募金活動を提案しよう。ヨシッ! これで企画は決まり。
いやさか湯の平野善之さん(株式会社シュリーマン代表)に連絡すると、「快諾!『松の湯』(東京都墨田区)でも置きたいです。で、タオルはいつ届くの?」と二つ返事でOKに。
ちなみにいやさか湯は、皇室御用達の「深大寺そば」が食べられる唯一の銭湯。お客さんはウクライナカラーのタオルを頭にのせて湯に浸かり、タオルを首にかけてそばをすすり、子どもたちの未来のために世界平和を願う。最高の「母時間」になるに違いない。なんていい企画だろう。
お母さんのアジトでは、こんなことを次々と企んでいこうと思っている。                (藤本裕子)