お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

パパライフラリー/生命の大きな営みの一つに組み込まれた自分 邨井哲也さん(豊見城市)

夫婦で育休を取得し、沖縄へ移住

夫婦で同じ組織に勤めています。但し、所属は私が東京で、妻は沖縄。

そのため結婚当初は遠距離恋愛状態でしたが、第1子出産に伴う育休取得を機に、私が沖縄へ移住。

その後、第2子誕生による延長などもあり、もう4年が経過しようとしています。

母の一言によって抱いた、子育て感

私の育った環境は、父親が働いて母親が育児をするという、ごく一般的な家庭でした。母は本当に強い人で、弱音を吐いたことがありません。

しかし唯一大変だったと話していたのが子育てです。

そこから、子育ては夫婦で取り組むべきという考えが芽生え、高校生の頃にはすでに、絶対に育休は長めに取得すると決めていました。

金銭的な部分の懸念はありましたが、幸い私たちは共働きです。2人で半分になっても1人分の収入が担保できるため、生活には困りません。

子どもが生まれて、変化したもの

実は、私より妻の考えが変化しています。

もともとキャリアを考え、育休からの早期復帰を予定していた妻ですが、実際に子どもが生まれてからは、その楽しさや大変さを痛感したのか、子どもに寄り添っていたいと話しています。

では私はというと…仕事観というより、大きく変化したのは死生観です。

もともと「死」への根源的恐怖を強く抱いていたのですが、子どもが生まれたことで、生命の大きな営みの一つに自分が組み込まれた気がしています。

最大の恐怖の対象への考えが変わったことで、とても自由になった感覚があります。

これからは、よりチャレンジングに!

もうすぐ育休が明け、夫婦ともに社会復帰することになりますが、その際は、家族で東京に出る予定です。
子育てを通し、仕事でもプライベートでも、敷かれたレールに乗るのではなく、「自分はこうして生きていくんだ」と、自ら人生設計をするようになりました。

テーマは「自由」。自然の流れに身を任せ、その都度わが心の赴くままに、選択を重ねていきたいと考えています。

 

*取材後記*
「1人目のときは2人で育児だと時間が余る分互いの言動が気になり、2人目のときは忙しすぎて揉める暇もない」と邨井さん。

時間がある=幸せではないんですよね。(青柳伶旺)

1件のコメント

これからは、よりチャレンジグに!
いい言葉です
ついつい今の場所に止まって
しまいがちなのが人間です
家族で共に 明るく 楽しく たくましく
生きていって欲しいです

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