ふたご、みつごちゃんの強い味方 「ツインズクラブ」代表 村井麻木さん 

 お母さん業界新聞ちっご版4周年イベントを3月28日~31日に
久留米市津福にある「やかまし村のギャラリー」にて開催!

31日最終日は子どもたちの笑顔を大切にしている地元の団体や企業の皆さんも一緒に行います。

そのうちの一つ

双子ちゃん・三つ子ちゃんのお母さんたちのサークル「ツインズクラブ」
2015年6月号に掲載した「ちっごの人々」より紹介いたします。

久留米にある多胎児ママの強い味方「ツインズサークル」の代表・村井麻木さんにお話を聞いてきました。(マザージャーナリスト 池田彩)

「14年間一緒に成長」

双子のサークル「ツインズクラブ」の設立は2002年2月。我が家の双子ちゃんたちが2歳の時。今年で14年目になります。保健所の助産師さんより多胎児ママからの悩み相談が増えてきたので、サークルを立ち上げてみないかと声をかけてもらったのがはじまりでした。

多胎児の出生率は久留米でも年々増加。お母さんたちが交流しながら、多胎児ならではの悩みを共有できる場所が欲しいなと考えていたそうです。当時は0・1・2歳の双子、三つ子の親子20組からスタート。現在は60組の会員がいます。2歳だった我が子も今では高校生です。

 

「何から何まで倍以上」

私の場合は結婚してすぐに双子を妊娠。新婚生活はつわりでげっそり痩せ、ブルーな日々。大きくなるお腹を抱え不安で眠れない日もたくさんありました。

子育てに悩みはつきものですが、特に双子、三つ子となると体力も時間も経済的にも倍以上かかります。悩みも尽きません。小さくうまれたこと、ベビーカー、おっぱいやミルクの飲ませ方、寝かしつけ・・・泣いている子ばかりを抱っこしてもう一人に申し訳ない気持ちになったりもします。

授乳とオムツ替えで一日が終わり、今日がいったい何月何日かさえわからないことも。ベビーカーに二人を乗せるのにもてんてこ舞い、1年間は予防接種以外の外出はほとんどできませんでした。そのせいか、娘たちは超がつくほど人見知り。どこにいっても泣き叫び、いつも途方に暮れていました。

でも、2歳5か月頃、福岡の「ツインエンジェルの会」に頑張って参加してみたところ、子どもたちも初めて見るたくさんの双子に大興奮!久留米にもあったらいいなと思ったのです。

「自分の子育てが最高」

本当にがんばりすぎているお母さんが多過ぎます。3時間も眠れない、立ってご飯を食べるなんて話もよく聞きます。お母さんが倒れないよう、いかに自由な時間を作るか、手を抜くかが大事。2人とも同時に授乳する方法、一人はおっぱいをあげながら一人はミルクをあげるなど無理せずお母さん自身が対応できるやり方を一緒に考えお伝えしています。

赤ちゃんは泣くのが仕事。元気に今育っていることが良い選択をしてきた証。どんな形でも「自分の育て方が最高」なんです。また周りの手を借りることも大事。おばあちゃんが手伝いに来ている家庭もたくさんあり、ファミリーででかける機会も格段に増えます。中には三つ子を妊娠したことで、夫婦だけでは育てられないと東京から奥さんの実家に引っ越してきたご家族も。人の手をかりることは恥ずかしいことではありません。より家族が仲良くなるきっかけになりますよ。

「出会いも2倍、3倍」

子どもたちが自分のことをある程度できるようになれば体力的には楽になってきますが、ほかの悩みも出てきます。

入学式の洋服も2つ、名前シール貼りや書類書きだけでも倍の時間がかかります。リコーダーも2つ3つと、同時に必要になってきます。保育園や小学校に入園、入学した先輩ママに実際の様子を教えてもらい、こんな時期にコレが必要になるよと心構えができることもサークルの良さです。

お下がりを譲り合うフリーマーケットは毎回大盛況ですし大きくなってくれば教育費もかかってくるので、中・高校生のための学費の貯め方なども共有しあっています。

双子ちゃん、三つ子ちゃん、その子その子に社会、お友達ができ、その分お母さんたちの出会いも世界も2倍、3倍に。子どもたちはほかのお友達に「家でも遊び相手がいていいね」と言われるし、男の子と女の子の双子ちゃんは、いつも双子の女のこと一緒にいるので、男の子がとっても気が利く子が多いなんて言われたりしています。

「ミラクルママ通信」

2月22日は双子の日。毎年、この日には「ツインズママに乾杯」と飲み会を企画しています。他にもランチ交流会やパーティなど、お母さんたちが息抜きをできる機会を作っています。

親も同じ境遇の仲間に話をするだけで気持ちがラクになったり、「うちもそうだよ」と

共感することで安心できます。

最近は早くから働き始めるお母さんも多く、平日のサークル活動には参加できない方が多くなりました。その分土日にイベントを開催したり、年に3回の「ミラクルママ通信」を発行し、近況を報告しあっています。子どもが大きくなったお母さんたちは通信を見て赤ちゃんの頃を思い出しやさしくなれると言ってくれますよ。

「これからの夢」

サークルの代表を務めさせていただき、本当にたくさんのご縁をいただきました。今は「日本多胎支援協会」の理事も務め、社会福祉士の国家視覚も持ちながら、サークルの会員さんの話を受容、傾聴、共感し、必要があれば社会資源につなぐため。人と人、人と資源をつなぐソーシャルワーカーとしてこれからも頑張っていきたいと思っています。これも双子の娘たちのおかげですね。

3月31日は「スーパーボールすくい」

3月31日は、子どもたちが大好きなビニールプールでスーパーボールすくいをします(^^♪

ファミリー・サポート・センターくるめのアドバイザーとツインズクラブの社会福祉士が子育ての相談を受けたり久留米市の子育て支援情報もお伝えします。

子どもの笑顔が輝く久留米を。

ABOUTこの記事をかいた人

池田彩

お母さん業界新聞ちっご版編集長。3児の母。 「私がペンを持って」 ・日々いろんなことがあるけれど、すべてが宝物になりました! ・お母さんっていいなぁ、スゴイナと感じる力が強くなりました♪