お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

「秋桜」と書いて、「コスモス」と読む人が多いけれど…

▼9月14日は「コスモスの日」。
ホワイトデーから半年目、
プレゼントにコスモスを添えて、お互いの愛を確認し合う日。

▼そよ風に揺れながら可憐に咲くコスモスは、
秋の訪れを感じさせる花。

宇宙を表す「コスモス」と意を共有。
語源はギリシャ語の「kosmos」に由来し、
「秩序」「美しい」「調和」などを意味する。

宇宙を、統一された調和のとれたシステムととらえるときに
「コスモス」と表現し、「カオス(混沌)」の対義語としても使われる。

▼コスモスは外来種で、和名は「秋桜」(あきざくら)で
「コスモス」とは読まない。

だが、1977年に山口百恵が歌った
「秋桜」(作詞作曲さだまさし)が大ヒット。
以降、「秋桜」を「コスモス」と読む人が増えた。

▼「頭痛の心痛の腰痛のコスモス」と詠ったのは、
今年2月、98歳で亡くなった俳人の金子兜太さん。

「自由に、心を開いて、馬鹿みたいな顔で俳句をつくりなさい」
と言い続けた氏なら、
秋桜を「コスモス」と詠むこともゆるしてくれそうだ。

(お母さん業界新聞2018年9月号「苺一絵」より)

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編集部 青柳 真美お母さん大学本部
お母さん大学事務局兼お母さん業界新聞本部編集部。お母さん業界新聞編集チーフ。みそまるマスター。みそソムリエ。宅地建物取引士。仕事は、お母さんを笑顔にすることと、味噌を伝えること。具体的には、編集・企画・営業・イベント…。家族と仕事以外に、人生に欠かせないもの…車/映画/本/旅/甘いもの。息子(30歳)、孫2人。