お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

進化する”虫取り名人”。父も”ワクワクに還る”。

高知県の東端・室戸市へ遊びに出かけたのは先週・週末のこと。
車に、虫取りアミ(大・小)と虫かごを積んで。
”ジオパーク”と呼ばれる海沿い一帯を散策していました。

潮だまりでは魚を。
バッタ、テントウ虫、トンボ、チョウチョ、カニ、ヤドカリ、最後にはトカゲまで捕まえました。

父との共同作業でしたが、
トカゲなんてスバシッコイ生き物をよく捕まえたと感心。

蛍を見に行ったのも先週です。いつもの如く、虫取りアミとかごを車に乗せました。

良かった!いつもの場所に、今年も蛍は飛んでいました。
「捕まえたーい!」と娘。
よし、じゃあ蛍を傷つけないように捕まえよう。

父が見本を見せて、1匹捕まえました。
以降4匹、娘がアミを上手に扱って捕まえました。

昨日土曜日の夕方は、娘と二人で散歩に出かけました。
バケツと虫取りかごをぶら下げた娘。
「アミ、忘れた!」
急いで家に戻ります。
歩き始めて間もなくのこと。チョウチョが飛んでいます。

虫取りアミをふわっとチョウチョの上にかぶせて、平らな面に押し付けて。

父が見せた蛍の捕まえ方をしっかり取得していたんだね。

アミの先端を袋みたいにして、片手で虫かごのフタを開いてチョウチョをサッと入れました。

虫かごへの移動まで、何秒で済ませたのだろう。

その手際の良さにすっかり感心してしまった私(その瞬間を、写真に収める時間すらなかったのです)。

蛙1匹、おたまじゃくしを数匹捕まえて帰ります。
夜、数日飼育した蛍を、きれいだと思われる近くの川に放ちました。

蛍がいた虫かごには、代わりに蛙が入りました。

そんなこんなで、家族全員、生き物との触れ合いが続く初夏です。
蛍の世話をしたり、おたまじゃくしの飼育の仕方を調べたり…
父が、けっこう楽しそうなのを見て、私は微笑んでいます。

娘と遊ぶ時以外は、スマホでゲームに夢中になっていることが多かった父ですが、
ここ最近は、娘が連れてきた生き物のお世話に心を向けている様子。
水を替えたり、けっこう忙しいのです。

童心に帰る。子どもの頃の、ワクワクに還る。

いいんじゃないの。

(上写真:”むろと廃校水族館”にて)