お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

絵本を通して親子を笑顔に えほん箱

はじめまして、ママ

作:マチュー・ラヴォワ
訳:椎名かおる
あすなろ書房/880円

カナダで新米ママのためにつくられた絵本。「おはよう、おひさま。きょうはとくべつなひなんだ。ママのところへいくんだよ」。ママと会うことを待ちわびて走り抜けるあかちゃん。ママだって早く会いたかったよ。ソワソワドキドキ。あかちゃんだって生まれる前から私のこと思ってくれていたんだ。たくさんの奇跡と出会いに感謝。

 

びりびり

作・絵:中新井純子
童心社
1100円

「びりびり」の題名に驚き、子どもに見せると何でもかんでもびりびりするのでは…。チラシやお菓子箱など、やぶるときに音が出る紙を用意して臨むことに。子どもが楽しむのはもちろん、あれっ私が楽しんじゃってる? やぶってはいけないものを教えると、「びりびり~!」と自分なりに選びながら持ってくるように。子どもの成長を感じる。

 

 『おめでとう

絵:茂田井 武
文:広松 由希子
講談社/1045円

「おめでとう」お正月やお誕生日、生活の中で何度も出会うこの言葉。どこでも誰でも昔も今も。「とりもけものもひとたちも ちきゅうのみんながきもちをこめて」幸せを感じた日にふっと出る「おめでとう」が地球に溢れたらいいな。わが家では「ありがとう」「ごめんなさい」を言うように心がけているけど、「おめでとう」も入れてみよう。

 

いろいろ ばあ

作:新井洋行
えほんの杜
935円

青・黄・赤のチューブ絵具のおはなし。大人はわかっているチューブ絵具も、子どもにとっては未知の世界。想像の世界をどんどん広げていける絵本。ページをめくるたびにケラケラ笑う子どもと一緒に、私まで笑顔になっている。子どもってどんなことでも楽しめるんだなぁと羨ましくって、愛おしくって。子どもの近くにいられる幸せ。

 

おみせやさんで くださいな!

作:さいとう しのぶ
リーブル
1980円

商店街を知らない子どもたち。スーパーやネットショップは便利だけど、こんな商店街があったら子連れで行ってみたい。お店と店主、お客さんの組み合わせや隠れストーリーが楽しくて、ページをいったりきたり。「各店にある『どんぐり』は、実は本屋さんだけ2個ある」作者のさいとうしのぶさんに聞いた、とっておきの話。