娘からの初ラブレター

夕方、お風呂上りに、娘がどこで覚えたのか「ママ手紙！」と言う。

ちょうど帰宅した夫にも「パパにもあるよ～」と渡す。

「手紙読んで～！読んで～！」と呼ばれるが、私は髪を乾かしたいので

「ママ、髪乾かしてから読むね。」と、

髪を乾かしながら…夫と娘のやり取りを聞いていた。

「パパにも書いてくれたのか～うれしいな～」

しかし、娘は“手紙を書いた”というものの、文字らしきものは何も書かれていなかったようで

（まだ４歳なので文字を書けないのは当たり前だが）

夫はその内容を推測していた。

「パパは何て書いてあるか分かるぞ！」

「『パパだいすき！』だろ～？」

娘「違うよ！！」きっぱり。

娘「マナはね～パパ、明日プールに連れていってね！って書いたんだよ！」と

この展開　面白すぎる…

私はドライヤーで髪を乾かしながら、笑いを堪えていた。

夫「なんだ！それは！・・・そうか～仕方ない！連れて行ってやろう！」と

優しい夫である。

娘「ママにはね～、

『ママが大好きです。

ママには、マナのトウモロコシとかぼちゃをあげるよ。

ママの爪きれいだね。お誕生日おめでとう』

って書いたんだよ～」と、白紙の手紙を持ってきてくれた。

娘の話の面白さと可愛らしさを残そうと思い、

「もう一度手紙を読んでくれる？」と聞き娘からの初のラブレターを文字に起こした。

すると、

「マナ書くから！」と

娘はペンを持ち、一生懸命に書き込んでいる。

そのミミズの這ったような筆跡がなんとも愛くるしい。

「これはなんて書いたの？」と聞きながら下に意味を書く。

最近、自分のしたいように我を通す娘とはよく衝突して

私は意地悪ママ呼ばわりされるのだが

どんなに喧嘩をしても、こんな風に思ってくれる娘にはかなわないな。

ママもあなたのことが大好きだよ～！

このしわしわの手紙はとっておこう。

↓ちなみに、下の写真は娘からパパへの初めての要求書である。

この丸はプールを意味しているのだろう。