お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

この道はいつか来た道

おさむのお散歩は、いつも夕方がお当番な、私と娘。

一緒に、まだかすかに涼しい風を受けて歩く。

 

おさむは垂れ耳。

歩くと耳がピヨピヨ動いてかわいい。

時々私たちをふり返って、ニッコリ笑うので、

それを見て娘も、「おさむ、いい子だねぇ」

と、私そっくりの言い方で話しかける。

 

娘はそうして、おさむに声をかけながら歩いてくれたり、おさむの排泄物は自ら回収してくれたりと、大活躍だ。

色々戸惑うこともあるけど、娘がいると心強い。

 

そして、今私たちがお散歩をする道は、

少し前、赤ちゃんだった娘を連れて歩いた道。

お散歩をするぐらいしか予定がなかった、

大切なあの時代の、思い出の道。

そう気づいて、「この道」を口ずさみながら歩いた。

 

今はおさむを伴って、

赤ちゃんだったあの子は、お母さんに抱っこもされずに跳ねている。

仕事から帰って、今日のことを話しながら、かわいいピヨピヨお耳を見ながら歩く。

そんな新しい親子の時間ができた。

 

あっという間なんだ、子育ては。

でもどこかで、ふとあの日と重なっている。

この道はいつか来た道。

その歌詞のように。

2件のコメント

私もまだ数か月の娘を抱いてお散歩してた頃を思い出しました。当時住んでいた場所やら散歩した歩道やらを見ると懐かしく感じます。その道を通ると思い出す温かな日々を、そして今また新しい思い出が出来ている。素敵ですね。

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吉村優
◇MJプロ ◇神奈川県横須賀市在住  ◇2016年生まれ 1人娘 ◇わたし版「pokke版」 ◇夫は10歳年上 ◇学童保育指導員  ◇『お母さんのことはお母さんに聞こう』が私のお母さん大学キャッチフレーズ  ◇「母時間ラジオ」パーソナリティ