お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

大切にとっていたお金

大学の学祭に息子と幼馴染親子と行った。

「チョコバナナが食べたい!」と息子が言うので、「自分のお財布のお金で買わんね〜」と言い、一歩下がって見守っていた。

お店の人から「500円です!」って言わると思ったより高かったらしく「これは…トミカを買おうと思っていた大きいお金…」と言いながら眉毛を下げて500円玉を出していた姿が可愛くて愛おしくて、5歳でも後に引けないような気持ちがあるかな?と思うと可笑しくて、大事にとっていたのかと思うと可哀想だなとか、いろんな感情に襲われた。

1ヶ月ほど経ってから、
「トミカを買いたいからあのときのチョコバナナをお店に返して、500円返してもらいたい。」と唐突に言われた。

「やっぱり買うのをやめたいと思ったら、そのときにやっぱりやめますって言ってもよかったよ。」と伝えた。今後似たようなことが起こったときに、どんな息子の姿が見れるのか楽しみにしている。