お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

背筋が凍った、息子からの一本の電話

息子は今年、オンラインの高校に入学しました。
自分で予定を立てながら過ごす毎日。この日も朝から大好きな釣りへ出かけていました。

数時間後、仕事中の私の携帯に一本の電話がかかってきました。

「お母さん、釣り針が指を貫通しちゃった。」

血や針が苦手な私は、その言葉を聞いただけで背中がゾワゾワ……。鳥肌が立ちました。

幸い、夫の職場の近くだったため夫がすぐに病院へ連れて行ってくれ、私も仕事を切り上げて駆けつけました。電話で「手術になる」と聞いた時は、さらにびっくり。

手術と聞いて頭の中でぐるぐるといろんなことを考え出す私。
・右手左手?日常生活に支障はない?
・バイトを始めたばかりだけど大丈夫かな?
・高校生だから実費よね、、、いくらかかるのかしら?

病院へ着くと、釣り針は無事に取り除かれ、処置を終えた息子の指に貼られていたのは、一枚の絆創膏でした。

その姿を見た瞬間、ホッと胸をなで下ろしました。
後から聞くと、釣りをする人にとって釣り針が刺さる事故は、決して珍しいことではないそうです。

今回の出来事をきっかけに、親子でこんな話をしました。

「もし一人だったらどうする?」
「誰に助けを求める?」
「保険証は持っている?」
「病院はどう探す?」
「救急車はどんな時に呼ぶ?」
普段なら話題にならないようなことを話し合う時間になりました。

学校では学べないことを、社会の中で経験しながら身につけていく。今回の出来事は、そんな成長の一場面だったのかなと思います。

失敗や小さなハプニングを経験しながら、自分で考え、時には人に助けを求め、乗り越える力を少しずつ育んでいってほしい、、、そんなことを改めて感じた一日でした。

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田原麻里子
鹿児島在住。風を感じたくてつい窓を開けてしまい、桜島の灰まみれになった部屋を拭き掃除する日々です。子供もずいぶん大きくなり、もうすぐ子育ても終わりかぁ、、、(実際はまだまだあるけれど)と感傷に浸ることもしばしば。残りの子育てを全力で楽しもうと思います!