お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

お弁当って手間だけどしんどいけど子どもの身体も心もつくってると思うとやりがいになる

今は公立幼稚園でも外部からの給食があるけど、私たちの時代は週4回お弁当。
今のようなキャラ弁の苦労はなし、でもセンスあるお母さんのつくるお弁当を見て自信をなくしたり、先生が見られたりと、いろいろな試練もあった(笑)

でも、子どもたちにとってはいくらおしゃれじゃないお弁当でもそれはそれで嬉しかったようで、娘が卒園してから思いがけないプレゼントをもらった。

私が家に帰ると「ちょっと待って~!」と中から声が。やっと開けてくれたと思ったら、狭い廊下にはティッシュでつくった花がいっぱい。向こうに小2の息子と卒園したばかりの娘が心なしか緊張して立ってる。

中にお菓子が入っていた小さなマイクを持った夫、隠れたまま音楽と共に司会が始まる。

息子と娘が声を揃えて緊張しながら感謝状を読んでくれた。

「5年間、おいしいお弁当をつくってくれました。どうもありがとう。ここに感謝状を贈ります。」

「今日は3人でカレーをつくったので食べてくださ~いっ!」と言って抱き着いてくれた。

なんてこと(涙)

前日、母は送別会で夜遅くまで楽しんでいて、3人がこんなことやってるなんて全然知らず。ティッシュのお花も息子の机の下に隠していたらしい。まいった。

お母さん友だちでいつもブツブツ言ってたお弁当作り。でも、いつも当然のように持って行ってくれた子どもたち。こちらこそありがとう。16年前の感謝状はもう古く黄ばんできたけど、今でもずっと飾ってます。こんな思い出一つひとつが母の力になってる。

今日は母の日。娘と夫が晩御飯をつくってくれるらしい。離れている息子からはお菓子が届いた。ありがとう。