お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

淡々と毎日同じ時間に同じ家事をしていた母のことを思い出して・・・

淡々と、淡々と。

毎日、同じ時間に同じ家事をしていた母のこと。

11歳の時に病気で他界した母のこと。

同じ時間に起きて、同じ時間に洗濯して、同じ時間に洗い物して、同じ時間に掃除して、同じ時間に眠りについていた。

それが日常で、とても安心して過ごしていた私。

それは、母になったら当たり前にできることだと思っていた。

でも、母になった私には、それが苦痛で苦痛で仕方なかった。

専業主婦だったけど
PTA、ボランテイアなど、外に出る用事をつくっては、淡々と淡々と同じことの繰り返しを避けてきた。

私の子どもたちは、安心して過ごせていたのだろうかと、今頃になって思ってしまう。

もう、成人している子どもたちに「安心して過ごせていたの?」と聞いてみたくなってきた。

今更だとも思うけど。

蝉時雨の午後、聞こうか聞くまいかと迷っている。

2件のコメント

高木さん
11歳でお母さんとの永遠の別れを経験したのは辛かったですね。
私の竹馬の友のお母さんは私の目の前で亡くなった経験をしたのですが、そのころの年齢でした。
人の死をあの頃は結構身近に感じていたな・・・と記事を読みコメントしながら思い出しています。
毎日、日常の繰り返しを淡々と黙々とこなしていたお母さんの後姿を私も感じながら強さを思います。
裏をみれば、選択肢がそれしかなかったあの時代ということもありますからね。
それが私たちの世代は自分でモヤモヤしながらも選択していく時代に突入していきましたし、今は更に加速しています。
選択の多い中での不自由さも感じながら、今の世代は自分たちで選び取りながら新時代の母になっていくはずです。
子どもさんには子ども時代に感じていたことを話してもらってください。
否定的に言われたとしても「あら、それは悪かったわね。ゴメンね」でいいんですから。
私は娘とはそんな話をたくさんしましたし今でもその延長戦を楽しんでいますが、息子とはそんな時間がとれません。

みっこさん、ありがとうございます。
そうですよね。何を言われても、感じたことを素直に話しあえる関係でいられるなら
それが一番いいですね。私も、聞きたいと思ったら、素直に聞いてみますね。

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高木真由美
社会人になった子どもが2人います。 お山で主人と2人暮らし5年目進行中。 お母さん業界新聞全国版を毎月読んで、考えるきっかけを頂いています。 よろしくお願いいたします。