酷暑に父の名言を思う

父、71歳。

市営住宅の団地に一人暮らしです。

3階に住んでいて、毎日階段の上り下りはもちろん、この酷暑の中、タオルを頭に巻いて片道15分くらいの新鮮市場に毎日自転車で買い物に行っています。

今年の夏は早く始まり、しかも災害レベルの暑さって……。

なーのーに。

父の家にはエアコンもクーラーもない!!!

窓と玄関全開で風を通し、扇風機1台を回し続けて、1日に3回ほど水シャワーを浴びて体を冷やし暑さをしのいでいるらしいです。

今時、化石か?という生活をしている人です。

いくら強い父でもこの暑さにはこたえるらしく、毎日託児所に来てますが、疲れの表情が見え心配です。

夫も心配してます。

「お義父さん強かですね!オレはこっちで寝るのだけで(エアコンがついてない部屋のことで、エアコンがついている部屋と続きになってるが、体感温度が全く違う)ダメでした」

そしたら、笑いながら名言出ました。

「慣れよ、慣れ!人間がいっちばん環境の変化に強くて慣れる生きものなんやけん!!」と。

 

それでも、過信は禁物過ぎるこの酷暑。

熱中症は自覚症状がないため、あっという間に高熱、意識障害まで起きる可能性があります。

しかも一人暮らし。

発見が遅かったら…

恐ろし過ぎる。

「エアコン買ってあげるよ。そうじゃなくてもミストが出る冷風機とかあるし、それでもいいかもよ?」と申し出ても…。

「うーん…」

 

と、そこに2歳の娘が言いました。

「冷たい枕がいいー!」

最近、熱発でアイスノンをして数日寝ていたので、それから夫もアイスノンで寝始め、娘もアイスノンで毎日寝るように。

「おー!それは気持ち良かごたるね!にこ、ちょっと貸してごらん」

孫からアイスノンを借りて頭に敷いて寝てみるじーちゃん。

「こりゃよかばい!これどこに売っとる?帰りに買って帰ろう!」

 

そして、帰りにドラッグストアに寄り、アイスノンを2個購入。

その夜はいつもより快適に寝れたと喜んでました。

「クーラーよりいい!」

 

…………。

スゴイのひとこと。

確かに、クーラーの中にずっといると、外との温暖差が激し過ぎて自律神経も乱れます。

体がダル〜くなる。

それでも、死ぬよりはマシ。と、素直に我慢せずに四六時中28〜29度設定でエアコンをつけっぱなしではある我が家。

動物を飼ってるので、動物たちと娘のためにもね。

あー、でもねぇー!

私も、昔からエアコンあってもつけないのが普通だったし、19の時に団地に引っ越してからはエアコンがないのが当たり前だったので、エアコンがない環境で汗をかくのも気持ちいいと感じてしまうのです。

暑いなら水に浸かればいいたいと、川や海に行きたくなる。

食べるものはしっかり食べて、とにかく水のあるところで遊ぶ。

 

そんな原始的な生活がやっぱりエアコンの中にいるよりずっと気持ちいいと感じてしまう。

室内に閉じこもってると、暑さのせいか自律神経の乱れからか、もうイライラがすごくなってるのがわかります。

気をつけているつもりでも、「あーもう!!!」ってなってる…。

娘も最近落ち着いたと思ってたのに、イヤイヤ、スルスル期復活!!!

母娘泥沼化…。

 

父の強さはなんだろなぁーと思ったら、やっぱり、どんな環境にも慣れて来た結果なんだなぁーと父の人生を思いました。

身近な人の死、バブル期の大工の仕事、仕事がない環境、娘の託児所経営、、、

託児所でもいろいろあり過ぎて、今も進行形だけど、父の人生もホントにいろいろあり過ぎたねー。

でも、慣れては行くものの流されることなく、自分らしく生きる父。

いや、そういう生き方しか出来ないし、父の生き方は普通の人には参考にならない。

 

でも、強い。

父は強い。

 

「とにかく外でしか遊んでない。

近所の子たちと1年から6年まで一緒たくで遊びよった。

なんでもした。今の子と鍛え方が違う」

 

やっぱりそうよねー。

遊び倒した大人は強い。

 

そんな父もだんだん衰えているのも事実。

それを自覚している父。

若返るために、長生きするためにいろいろしてるわけではなく、自分の思う通りに、感じるままに生きている父。

それこそが、強さの秘訣なのかも。

まだ殺しても死ななそうだけど、ポックリ逝くのがいつの日か来るんだろうなと、覚悟だけはしているつもり。

でも、まだまだ長生きでいてください。

6 件のコメント

  • お久しぶり~
    私もただいま病と相談しながら暮らしています。
    副鼻腔炎の薬が1か月、明日で終了ですが、熱中症対策にとエアコンの中で過ごしています。
    すると少し冷えすぎたと感じたら、鼻が反応してくるので舞い戻らないようにと苦心します。
    眼が数年前にかかった角膜ヘルペスの再発で薬がようやく効いてきました。
    自律神経の乱れはややこしいです。
    高齢者はどうしても昔…を思い出しながら、これくらいはと我慢しがちなところを何とかコントロールして
    酷暑を乗り切らないといけないです。
    水は一気に飲むのではなくこまめにという習慣づけは大事かなと思っています。
    私の夫は言いました。「熱中症なら苦しまないで死ねるんだろうか・・・」って。
    死に方の想像をめぐらしています。(笑)

    • 昔のようには行かない…というのが、高齢者の悩みかと思います。
      父もそれと格闘しているようです。
      昔と違うように過ごすと、加齢が加速するという思いもどこかにあるように思います。
      楽な方に逃げることも出来るのに、楽な方を選びたくないのかなー(笑)
      これは、私も同じ性質があるので、似てるのかなーと思ったり。
      とりあえず、毎日顔を合わせるので、細かいチェックをして行こうとは思ってます。
      死に方…考えてるみたいですね。
      ホントに、ポックリ苦しまず迷惑かけず逝きたいとよく話しています(笑)

  • 「慣れよ、慣れ!人間がいっちばん環境の変化に強くて慣れる生きものなんやけん!!」

    お父さん、素晴らしい。
    お会いしたくなりました。

    託児所を手伝ってくれているとは…。

    子どもたちは、こんな素敵な大人と関われて幸せです。

    確かに、今の暑さ、甘くみたらいけないけど、お父さんは大丈夫。

    ちゃんと限界をわかっている方だと思いました。

    • 藤本さん、ありがとうございます。
      そうなんですよね。
      無理な時は無理!って言うかなーと思ってはいます。
      まぁ、頑固なところもあるんですが、エアコンを断固拒否というわけでもない様子だし、やっぱり父の好きなように…というのでいいのかなと(笑)
      疲れたら休む。
      無理はしない。
      これは昔から徹底しているというか、父に自然と身についているもののひとつで、才能だとも思えるものです。
      私がよく無理しがちなので、父のように生きれたら楽だろうなぁーとよく思ってました(笑)
      でも、基本戦後生まれの年代は、辛抱強いのかなと尊敬もしています。
      父のすごいところは、何でも無意識のうちに今の時代では普通じゃないことをやっていることです(笑)
      淡々と生きているなぁーと。
      それが退屈に思える時と、素晴らしい魅力だと思える時と。
      とにかく、父はこの夏乗り越えられるかどうか??
      心配ながら、やっぱり大丈夫だろうなぁーと思ってしまうのでした。

    • にこはアイスノンで冷やしすぎて、珍しく連続お漏らししております(^^;;
      冷たいものばっか飲みたがるし、内臓も冷やし過ぎて機能低下してる感じねー。
      夏には夏の過ごし方があるのかなーって思うね。
      暑いのは夏やしね!くらいで、汗かいて過ごしたいけど、この夏はやっぱりいろいろ難しいねー…。
      ヨガとおんなじで、カラダに聴くのがいちばんなのかもね♫

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    ABOUTこの記事をかいた人

    齊木聖子

    25歳で夜間託児所を開業、10年セカンドママやったのち電撃結婚、出産して念願のファーストママになりました。 セカンドママ業にも限界があると感じる昨今。 違う形で、私の活かし方を考えています。 プロフ写真は娘が撮ってくれました☆