昨日、埼玉から、はるばる香川に遊びに来てくれた小学生の時からの友人。
彼女は、おばあちゃん子です。
彼女にとっての大好きな、そのおばあちゃんは数年前に亡くなりました。
我が家で、友人と娘と3人で夕ご飯を食べました。
「みんなで家でご飯を食べるなんて久々だな」とつぶやいた彼女。
実家暮らしで両親と暮らしているのですが、家族揃って食事をするのはイベント時くらいで、基本は3食ともひとりでの食事だと聞きました。
「家のごはんで一番思い出すのは、おばあちゃんのお赤飯だなぁ」と彼女はつぶやきます。
「へー、お赤飯かぁ」
「そう!あと、うどんとお正月についたお餅!」とその表情はイキイキ。
なんだか、すごくいいなと思いました。
ワタシにとっての「家のごはん」というか、「お母さんのつくってくれたもの」で思い出すのは、お味噌のおむすびです。
炊飯器にちょっと余ったごはんとか、
夕飯前だけど、お腹がすいたとき、
「一緒に食べよ」って、握ってくれたのが、味噌をぬって海苔で包んだおむすびです。
お母さんと食べた記憶が、「あの時の空気」と共によみがえります。
ワタシの娘は将来、私のどんな味を思い出してくれるのだろう。
「お母さんの〇〇が食べたい」って言うセリフを聞けるのは、いつでしょうか。
あなたにとっての、大切なひとの「ごはん」は何ですか?
みなさんにお伺いしたくなりました。