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講演会は突然に【1】
講演会は突然に【2】
講演会は突然に【3】
講演会は突然に【4】
「東海テレビの『ニュースOne』でキャスターをしております。
先週の中日新聞を読んで、ぜひ取材をさせていただきたいと思いメールいたしました」
突然飛び込んできたメール。
東海テレビは、フジテレビ系列のテレビ局で、
『ニュースOne』は夕方のニュースだ。
テレビでいつも観ているアナウンサーさんからのメールに、
あまりにもびっくりして、
その場で藤本さんに電話をかけた。
「すばらしいじゃない!
ぜひ講演会に来てもらうようお願いして!」
その後、そのアナウンサーの方と電話でやり取りをし、
講演会に取材に来てもらえることになった。
中日新聞に、東海テレビ。
新聞にテレビに、ラジオ・・・
もう何が何だか、
いったい何が起きてるのか自分でもよくわからなくなってきた・・・
ちなみに、講演会の2日前には、
FMおかざきの別の番組で、2回目のラジオ出演をした。
その時は、平日でラジオ局に出向けなかったので、
電話での出演となった。
「録音したものをCDに焼いたので送りますね」
とパーソナリティーの方に言われ、
数日後に届いたが、
あまりにもこっ恥ずかしくて、まだ聴いてない・・・
新聞に載ってからは、
申し込みも毎日少しずついただき、
目標の30名に到達することができた。
たくさんのみなさんが告知をシェアしてくれたり、
友人たちがそれぞれ知り合いを誘ってくれたり、
本当に、周りの方たちのおかげで、ここまで来ることができた。
しかし、私は最終準備で完全に詰んでいた。
そもそも、講演会の数日前だというのに、
地域版「岡崎Oka’n the Kids版」をまだまったく書いていない、
参加者のみなさんに申込確認メールも送っていない、
託児の申込データを誤って削除してしまう、
講演会で話すことのカンペも作ってない、
しかも5月25日は長男の運動会で一日拘束、
・・・時間がない・・・もうダメだ・・・
講演会のプレッシャーもあいまって、
藤本さんと青柳さんに泣き言LINEを送った・・・
・・・が!見事に既読スルー!!!!!
でも、その泣き言を書いたことで、逆にスッキリして、
朝と夜のわずかな時間で、怒涛の勢いで地域版を書き上げ、
そのほかの準備も一気に仕上げた。
土壇場での自分の集中力にびっくりした・・・
そんな中、
新聞を読んで私の活動を知ったという、高校時代からの親友から、
「前祝いだよ」
と、お花のリースが届いた。
泣けた。
うれしくて、泣けて、すぐに電話した。
「大丈夫だよ、あなたはできる子だから」
と言ってくれた。
うん、頑張る。
最後まで頑張るよ。本当にありがとう。
そして、ついに講演会前日。
最後の仕上げの準備を行い、
何年かぶりに、夜のお出かけをするのであった。
【つづく】