鬼門無し

三年前から、暮らし始めた家の庭には、梨の木が三本ある。

梨のある庭は、この家に住みたいと思った大きなきっかけの一つだった。

写真を撮った日は満月。

冷たい空気の中、梨の実や葉が、月明かりにくっきりと照らしだされ、とてもきれいだった。

春夏秋冬、梨が作り出してくれる風景は私と主人のお気に入り。

この地区は、ほとんどの家の庭に梨の木が植えられている。

なぜかなぁと思っていたら、お隣の方が教えて下さった。

「きもんなし」と一言。

えっ。。。あっ。。。あぁ。

「鬼門無し」

ここに住む孫や子にも災が降りかからないようにとの願いを込めて植えられた梨の木。

今、移住して来た私たちにも安心を届けてくれている。

ありがたいなぁ。

私も、そんな何かを残せる人になりたいなぁ。

 

ABOUTこの記事をかいた人

高木真由美

社会人になった子どもが2人います。 お山で主人と2人暮らし3年目進行中。 お母さん業界新聞全国版を毎月読んで、考えるきっかけを頂いています。 よろしくお願いいたします。