お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

しっくり来る絵本探してます

私が晩ご飯を作っていると、後ろでグスングスンと音がした。

風呂上がりの娘がべそかいてる。

「どうした?」

「死んだらどうやって天国に行くの?」

 

あぁー、また来た。

 

うちの娘、5歳。

死に対して深ぁーく考える5歳。

夕方から夜にかけて、ふとした時に死んだら…という思考になるらしい。

去年の年末は、「母ちゃんと天国で仲間になりたいー!!!」と号泣していた。

 

いやいや、大したもんだと思う。

たった5歳で死後の世界を考えてるなんて。

だてに5回も葬式出てないね。

犬、猫、鳥、金魚の死も体験してるし。

テレビで駆除される鹿や、こないだ大牟田で捕まったイノシシの心配もしてたな。

 

はぁー。

でも、質問攻めのこっちはちょっとした鍛錬。

「にこが死んだら、母ちゃんはもう天国におる?顔わかる?」

「そうね。先に天国に行ってるよね。顔はにこが好きだった時の母ちゃんの顔のままでおるたい」

「天国にはひとりで行くの?ひとりで行きたくない」

「うーん。ひとりじゃないんじゃないかな。

こないだ読んだ絵本ではえんま様のとこまでは行列だったよ。たくさん死んだ人が並んでたし、きっとひとりじゃないよ」

「また生まれてくるんでしょ?お腹の中はひとり?暗い?」

「お腹の中はひとりだったでしょ。にこも。暗いかなー?お母さんのお腹の中はあったかいから寂しくないよ。」

「でも、ひとりはイヤだから、双子がいいかな。3人もおる?」

「三つ子ちゃん?うん。可能性はあるねー。」

「じゃあ、にこ女の子で、もうひとり女の子で、もうひとりが男の子の三つ子にしよう!

あ、でもお腹の中に来る時、他のふたりはわかるのかな?」

「んー。天国で先に会って話し合っておかなきゃかもねー。あのお母さんがいいな!って、3人で決めたらいいんじゃない?」

「死んだら箱に入るじゃない?あれからどうやって出て天国に行くの?箱の中暗いからイヤだなぁー」

「箱の中にいる時は眠ってるから怖くないよ」と、ここで参戦の父ちゃん。

「そうよそうよ。ひゅーって、魂だけ抜けちゃうんだから」

「えーー…」

ぐるぐるぐるぐる…。

何順も回って似たような話を何回もして、ご飯が出来上がるまでずーっと質問攻めの娘でした。

ばあちゃんは隣の部屋で聞いていて、はぁー!よー質問にちゃんと答えよるなぁーと思ってたらしい。

せからしかねー!ってなりそうやのに。と。

 

死後の世界は死んでみらんとわからん。

でも、私も死んだらどうなるかなーって、小さい頃から考えてたクチ。

でも、父には聞けなかったし、自分なりにずーっとぐるぐる考えてたのを思い出す。

なんとなく、自分なりの答えを見つけてたなー。

私の死と向き合っての着地点は、死ぬ時に「あぁー、幸せな人生やった。楽しかった!」と思いながら死ぬこと。

来世のことは考えなくていいくらい、悔いなく今の人生を生き切ること。

なんだけど。

娘には娘の着地点があるだろうし。

今の娘が納得するとも思えないので。

とりあえず、もう少しわかりやすく、希望が持てる話をしたいから、子ども向けの絵本で、死後の世界をなんとなく想像出来る絵本を探してみようかなと思ってます。

おすすめあったら教えてくださーい☆

5件のコメント

彩ちゃん☆

それそれ!私も買ってみようと思ってたところー!
他にも「死と向き合う絵本」ってので絵本ナビでたくさん紹介されてたよ。
どれがいいか、迷っちゃうなぁー。
図書館にも行ってみようっと♪
動物でも、死んだらかわいそうって人一倍思うみたい。
まぁ、にこの場合は、ひとりがイヤ。暗いのがイヤ。ってのがハッキリしてる(笑)
でも、寝る時は真っ暗なのよ。

私は、孫たちに、夜の空で一番、輝いている星が、私だって教える予定です。

にこちゃん、ますます成長していますね。

5歳児の死生観とは思えない。

写真も、すっかりお姉ちゃん。

一番星の金星でしょうか!(笑)
藤本さん、ヴィーナスって感じ悪くないかもですね♪
愛と美の神☆
ヨシタケさんの絵本読んで、あぁ、私間違ってないなと思えました。
死のことを面白おかしく楽しく話すのはすでに実践しているし。
徐々に不安は減って行くのかなと思いました。
にこは、相変わらずよく笑う子です。

聖子さん

私、ポラリスに住む予定。
季節がいつでも、同じ場所にあるって。
うちの子、目が悪いから、私を探せないと思うので、
ポラリスなら、いつも、場所が同じなのよ。

ポラリス星から、うるさいおばさんがやってきたといわれるかな?

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ABOUT US
齊木聖子
25歳で夜間託児所を開業、10年セカンドママやったのち電撃結婚、出産して念願のファーストママになりました。 セカンドママ業にも限界があると感じる昨今。 違う形で、私の活かし方を考えています。 プロフ写真は娘が撮ってくれました☆