お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

普通ってなんだ

「ママ、週1でいいから、俺から3DSとスマホを取り上げてくんない?」

「ママが普通のママじゃないと困るんだよね」

フツーのお母さんになろう!
と、お母さん大学を楽しんでいる私なのに、
なんと、息子から普通のママじゃないと思われていた。

コレはショック。

新たな課題を与えられてしまった。

「普通のママってどうゆうことでしょうか?」

一応確認のために聞いてみたところ、

「それは、俺が休みたいと言ったら、学校へ行けと叱ったり、勉強しないでゲームしてたら勉強しなさいということでしょ。みんなのママはそうだし」。

そうか。
そっちがお望みなのであれば仕方がない、
その普通のママとやらを演じようではないか。
母は女優でもある。

「でも、本当にそれでいいの?」

と、聞いたら、少し考えていた。そして、

「やっぱ、今のままでいいや」。と、
塾へ行っちゃった。

人と違うと感じた出来事があったのかな。
いろいろ周りをみたり、
友だちの家庭環境を知ったり、
自分の置かれた状況を客観的に見たり、
なにか考えたのかも。

悩めばいいんじゃないですか。
先は長いぞ、少年。
今の悩みなんて足の爪の先っぽくらいかな。

しかしながら、
普通って、なんなんだろう。
私だって、
未だに悩み続けている。

塾の迎えに行った帰り、 
雲から顔を出したお月さま。
なんとなく、車を停めてスマホで撮った。

車の窓から、息子が顔を出して、
「後で写真ちょうだい」と言った。

こんなことを、しあわせと思える日常がずっと続きますように。

7件のコメント

いやーーー
それは植地さんにはかなり難しいお願い事ですね!!笑
普通じゃないから魅力的なのに!!
そこに息子くんが気付くのは、きっともうちょっと先なんでしょうね!
あ!でも、植地さんが息子くんのことを想って書く記事を読むと、
〝植地さんも普通のお母さんやってるんだー〟なんて
驚いたりすることもある…
記事を読ませてみたらどうでしょう?
思春期男子にはハードル高いのか。笑

私からしたら、私が普通なのにねぇ。
子どもたちに振り回されて、送迎やら買い物やらで一日5回は出動します。
ずっと会社員していたらきっと、こんなに車庫のシャッターを開け閉めする事はなかったかなぁ。とかね。
いつか、いつか読んでくれたら、それでいいかな。

なんとも哲学的ー!
ほんと。普通ってなんだろね。
でもきっと、植地さんが、他のお母さんみたいな「普通」になったら、
息子くんは物足りなくなるに違いない(笑)

え、植地さん、フツーのお母さんではないの?

ということは、横浜版は、フツーの新聞ではないということ?

まぁ、いいか。

全国版が、フツーだったら。

それにしても、揺れる息子ゴコロ、かわいいな。

フツーに育っている。

植地親子、なかなか、いい感じだね。

時々長男が「ウチは他のお母さんと違ってよかったー」と言います。
よその家はテストの点が悪かったら、スマホが禁止になるし、ワークも最低3回はやらないとダメらしいし。
ウチは点数悪くても何も言われんし、スマホも取り上げられんし、よかったー、だそうな。
小学校の時は、家庭科の授業が嫌すぎて学校を休んでいた長男。
でも中学生になり、「休んでいいよー」と言うと「授業が遅れるけん」と学校へ行くように。
ワークもなんだかんだ終わらせて、テストの点はやっぱり気になるらしい。
長男なりに進化してんのかな〜と思うけど、
勉強以外のことで、やることやらない時は
すぐスマホ禁止令を出します。
ホント、普通ってなんだろうね。
「普通」って本当は無いんだけどね。

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ABOUT US
植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男17歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。