夜驚症の明ける朝

夜驚症をご存知でしょうか。

3歳〜学童期に見られる睡眠時の症状で、入眠からまもなく、突然泣きだしたり、体をバタつかせたりする状態が数分続き、それを睡眠時の前半に何度か繰り返します。
周りが声をかけても反応を示さず、翌朝本人が目覚めると、そんなことは全く覚えていません。

「夜驚症」詳しくはこちらから。(ウィキペディアより)

娘は、4歳からこの症状が見られるようになりました。

よく「怖い夢を見た」と起きてきたことから、いつも通り声をかけますが反応しません。

おかしいな…と思っていたところ、
いつか何かで読んだ夜驚症の文字が浮かびました。

今現在考えられている夜驚症の原因を見たら、なんとも見事に当てはまっていました。
“日中の刺激”
“怖い体験”
あぁ、私のせいだ。と思いました。

繊細な子どもだと分かっているのに、
鬼の形相でたたみかけるように叱りつけ、
大きな音を出して怒鳴る。

一対一だと家事も思うように進まないので、ついテレビを見ていてもらう。
その間の大きな音や激しい光も含めて。

わが子の場合ですが、夜驚症が始まると、長くて3〜4時間続きます。
傍らで「ごめんね。」と謝り、
周りから危ないものを除け、治まるまで見守る一方、
クタクタで、もう勘弁してくれと心から思います。

そして翌朝。

「おかあしゃん、おはよう。」と、

そこにはいつも通りの娘がいて、
寝過ごしている私を起こしに来ています。

その時、本当に安堵します。
今日こそ、この愛しいわが子を怒鳴るまいと思います。

でも本当は、そんな決意こそが
私と娘を苦しめているような気がします。

テレビが悪いのではなく、
好きなテレビを見たい娘に寄り添った自分と、
叱るのが悪いのではなく、
私なりにこの子を育てている事実。
それらを放棄して、自らを責めている自分が悲しいのだと。

コロナウィルスの感染状況が悪化する中で
ますます親子は縮こまりました。
不安を混じらせる私たち親を見て、きっと娘もたくさんのことを感じています。

夜驚症が明ける朝。
半ば試されているような感覚も覚えながら、
かわいいその子の顔をなでるため、
私は私の背中を押して、起き上がります。

11 件のコメント

  • お母さんとしては、気になりますね。

    それだけ子どもは、多感。

    たくさん、学んでいるということ。

    わが子の夢の中で、悪者たちが出てきても、お母さんはスーパーマンになって

    助けてあげるから、大丈夫。

    絵本は、読んでいると思うけど、

    寝る前に、ウクレレで歌ってあげたらどう?

    お母さんの歌、声は、いいかも。

    どんなときも、お母さんは、わが子が笑顔でないと、心配ですね。

    あおいちゃんの寝顔、本当にかわいい。

    • 4分の3、もしくは8分の6拍子が、子守唄にいいなぁと思っています。
      赤ちゃんの頃から「うみ」を唄うと落ち着きます。
      知床旅情も歌っちゃったりして(笑)
      歌と声だけは豊富にレパートリーがある私の
      得策はそこですね(^^)ありがとうございます。

  • 心配ですよね。
    私も長女は、とても大切な存在で、でもだからこそ厳しくしてしまったこともありました。
    アトピーやぜんそくで肌はボロボロ、
    一番しんどいのは本人なのに、私は将来「痕」になったらどうしようとか、
    お友だちに嫌われるのではないかと、
    要らぬことばかりを気にし、結局娘に辛く当たっていました。
    長女は神経質だし大人の話もよく聞いている子だとわかっていても
    私自身は「育てにくい子」のように周りには話していたと思います。
    そんなことどうでもよかったのに、と今では思います。
    ニコニコしている瞬間、それだけが全てだと思っています。
    あおちゃん、とってもかわいい!優ちゃんもとってもいいお母さん♡

    • 要らぬことばかり気にして。
      本当にそれです。
      今の痛みや今の辛さより、その先にどうなるかを考えて声をかけてしまう。
      植地さんにも、そんな日々があったのですね。ホッとしちゃうなぁ。
      お姉ちゃん、今度うちの娘を観察してアドバイスくれないかな(笑)
      ありがとうございます(ρ_;)

  • うちの息子も、下の子が産まれて、半年位した辺りから、夜中に起きて泣く事がかなり長い間続きました。3歳から4歳位の頃でした。夜驚症っていう言葉も知らなくて、夜泣きがひどいと周りの人に伝えてました。ちょうど、引越しし、幼稚園にも入園し、妹もできてと、今思うと息子も精神的にしんどかったんだなぁと思います。
    私も、新しい土地での子育てや、下の子が動き始めて離乳食も始まってと、いっぱいいっぱいでした。
    だから、夜中に泣く息子を起こり続ける毎日で、1時間くらいは泣き続けていたので、集合住宅だったこともあり、ご近所の方々にも、謝る毎日でした。
    今回、吉村さんの記事を読んで、夜驚症のことを知って、あの時、夜驚症だという、知識があれば、あんなに夜中に泣く息子を怒らなかったし、怒っていなければ、一年近くも夜驚症が続くことはなかったのかもと思った事でした。

    ごめんなさい、と息子に謝りたいけど、息子は覚えてないのだと思うので、蒸し返さない方が良いですね。

    今の私にできることは、吉村さんが記事のおかげで、知った知識を、もし、必要としている人がいたら、伝えれば良いんですよね。

    しんどい思いを記事にして伝えてもらって、ありがとうございます。

    • わぁ…そうだったんですか…!
      時を超えて共感していただけて感激です。
      色んな理由が考えられるから、あまり深く考えずに…と思うのですが子どもの泣き声が夜中に響くのは本当に精神的にキツいですよね。
      高木さんにもそんな夜があったのかと思うと、その日にタイムスリップしてご近所に説明して回りたい。
      私もイライラして怒ってしまう夜があります。
      でも知っていただけたから、これからは気持ちが楽になります。
      ありがとうございます(^^)

  • 私が夜驚症だと知ったのは50年前の臨床心理学に出会った時でした。
    幼いころの自分を思い出す作業をすると、笑う子供ではなく泣いて悲しく寂しい子供の姿が浮かび上がりました。
    なぜその名前に気が付いたかといえば、兄たちが翌日笑いながら話すのです。
    忘れないエピソードは私が寝ているとき、「パイナップル食べるぞ」と声を掛けたら噛みつこうとしたとか、突然起きて
    うろうろしてしまったなど。
    兄たちは面白可笑しく話す傍らで親たちは何も言わず笑っていました。
    そこから私の子供時代を感じるのは、親のいうことを聞かない困った子であり私はひたすらに母にかまってもらいたかったと
    いうことを自分なりに導きだしました。
    戦後の傷を抱えながら母は病弱であった父との関係などストレスが非常に多かったことを、私が意識できるようになるころには吐き出していましたから。
    それも子供にとっては負担になることを母は知らなかったということですから、知らないことの罪もあります。
    知るとそこには辛さに向き合うことですから、知らぬが仏という利得によって必死に頑張っていたはずです。

    • みっこさんにも、そんな記憶が…
      周りはよくよく覚えているのに、大きな声や動きをしていた本人が覚えていないのがなんとも不思議なこの症状ですよね。
      ご経験を臨床心理学の観点から紐解かれて、ご自身の思いもお母さまの思いも…
      苦い思い出だけにしない作業なのですね。

  • 優さん優さん!!!まさにうちの4歳女子もつい最近これありました!夜驚症というのがあるんですね。知れて嬉しい!
    あおいちゃんの夜驚症で、こんなに色々考えて、夜も付き合えていたことが凄い。私なんて、あぁー何か悪い夢見てるのかなーと思って、横で寝てました。。
    うちの娘もとっても繊細で、HSPではないかと思うこの頃です。
    そして、私も鬼の形相で叱っている…
    「過去と他人は変えられない、変えられるのは自分と未来」という言葉を思い出し、子どもを変えることはできないかは、自分を変えてみようと奮闘中です。
    イラッとした時、なぜイラッとしたのか→何に対して怒ってるのか→それは本当に子どもを怒る必要のあることなのか?を考えています。まだまだ修行中ですが、声を荒げて怒ることが減ってきた気がします。
    子育ては自分育てだなーと思う今日この頃。
    まだ4歳、頑張りましょうねー!!

    • 娘ちゃんも!!朋子さん、次の日のお仕事に響きませんように…
      私なんて午後から勤務のこともあるからまだいいけど、次の日のことを考えると辛いよね。
      私は、その“何に対して怒っているのか”が、自分が子どもだった頃の感情が関係していると本で読んで楽になりました。
      自分も小さい頃怒られたことで解消できていないことがあって、まずはそこから救っていくんだそうです。
      すると不思議なほど楽になりました。
      でも、この夜の闘いは本当に辛い…
      Facebookでコメント欄にも書いたのですが、リアルなことすぎて恥さらしなんだけど、子育ての悩みって自分の内面が顕著に表れるから恥ずかしくて話せないことばかり。だから1人抱えて悩んでしまう。そんな人が、この人もだから大丈夫かもと思えたらいいなと。
      朋子さんが共感してくれて、また救われてます。
      ホント、同級生育児がんばりましょ〜(^^)

      • 〉私は、その“何に対して怒っているのか”が、自分が子どもだった頃の感情が関係していると本で読んで楽になりました。
        自分も小さい頃怒られたことで解消できていないことがあって、まずはそこから救っていくんだそうです。

        すごく興味があります。子どもだった頃の感情なんて忘れてそうなのですが、どうしたらいいんだろう?教えてくださーい!私もどんどん楽になりたい!!

        子育ては内面が顕著に表れるから恥ずかしくて話せない、、まさにそれですね。
        共感してもらえるだけで救われる、お母さんになってその思いが本当に強くなりました。
        こんなに色んなことを考えて過ごせるお母さん、お母さんになれてよかったなー。

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    ◇MJプロ ◇神奈川県横須賀市在住 ◇1人娘のお母さん ◇わたし版「pokke版」 ◇夫は10歳年上 ◇放課後児童支援員 ◇『お母さんのことはお母さんに聞こう』が私のお母さん大学キャッチフレーズ ◇「母時間ラジオ」パーソナリティ