お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

すさまじい勢いで本を読む子ども 積読する大人

娘たちの小学校では、「読書スタンプラリー」というものがある。
市全体が、読書をすることを推奨していて、小学校低学年は150冊、高学年は100冊読んだら、スタンプラリーが上がり(ゴール)になり、教育委員会から表彰状がもらえるのだ。
(高学年の方が本の冊数が少ないのは、高学年に上がるにつれて読む本が分厚くなるから。)

先日、長女が今年度の5年生の分のスタンプラリーが終わったと言って来た。
担任の先生には連絡済み。

3学期までいかなくてももう読めたのか、と我が子ながら感心。
どういう本を読んでるのか見てみた。
(やたら読むのが早いから、簡単な本を読んでるのかと思って。)

そうしたら、なかなか文字数多そうな本も多いな。
絵本や知識系のマンガもあるけど。
元々伝記が好きと言っていたこともあって、これは読みごたえありそうだなという本のラインナップ。

「すごい本読んでるな~。お母さんは積読ばっかりやで。」と言う。
積読の説明もして。

すると、長女、「代わりに呼んであげよっか」と言う。
「漢字読めるか分からんけど」と。

私は、ある参加したことのある講座を思い出して、こう言う。
「『読演会』っていって、読んだ本を説明してくれる講座があるねん。それみたいに、お母さんが読めてない本読んで、解説してくれる?」と聞く。

「えー、面白そう。やってみたい」と長女。

「じゃ、これ読んでて」と本を渡す。

読めてない本は他にもあるけど、積読リストの中から1冊。

最初の方、分からない漢字があるものの読み進めた長女。
読んでると、「分かるわー」と言う。

お、これは面白いことになりそう。

そして、母は、ダメダメになっていきそう。

今後、どうなるか楽しみ。

参照:独演会ならぬ、『読演会』というのはこちら
本を読んでも、読まなくても、人の解説を聞くと理解が深まって、面白かったです。

5件のコメント

読書というテーマだけでも関心が出てきます。
スタンプラリーで子どもたちの読書欲を刺激する学校にも関心を持ちます。
子どもの頃に読書に親しむ経験をしたら一生退屈せずに過ごせると私は思うからです。
自分の経験なんてたかが知れているけど、読書の世界では広い世界に連れ出された気分を味わえますからね。
このスタンプラリーを親が見ることで子どもがどんな本に興味を持ちどんな想像を働かせているのか・・・
会話をしながら子どもの心の世界を一緒に感じたり味わったりして楽しいだろうなと思いました。
何より面白かったのが、中野さんの本が出たところでした。
今から心理学に近づく話題で迫っている!と私は娘を思いだしてクスっと笑いました。

小学校に入ったばかりの時は、音読をするにしても、「あ・い・う・え・お・・・」みたいな感じで1文字1文字読んでてたどたどしかったので、忙しい時などもっと早く読めないかと煩わしく感じたものですが、こんなに本を読める子になるとは驚きました。
今では、私より読んでる量が多いと思います。
子どもの成長を焦ったらダメですね。

スタンプラリー、低学年の時は色んな色で塗ったり、そこも楽しんでたのですが、今は鉛筆で塗るっていうのは少し寂しかったり。
人の人生を知るのが楽しいらしくて、伝記が好きみたいです。
本当ですね、どんな感想を持ってるのかもまた聞いてみます。

中野信子さん、ご存知なんですか?本屋さんで目に留まって買いました。
娘さんとの思い出がおありなんですかね。

私には読書体験が子どもの頃なかったのです。
母から読書は勉強の邪魔になるという考え方で漫画なんてもってのほかでした。
そのことが大学生になった時、気が付いたのです。
私の中には楽しいことが入ってないと。
それから、本屋さんへ駆け込み題名を眺めることから始めて遠藤周作さんのぐうたらシリーズを見つけました。
笑いが詰まっており、一人で笑いながら誰かと共有したいなと思ったのが私の読書体験の始まりです。
だから、我が子には読書の楽しさを伝えるために絵本を自分が楽しむことでした。
それはできたのですが、自分で読めるようになっていると思ったころから私は自分の読書時間を増やしたくて
読み聞かせが減ってしまったことが、今では反省するところです。
その経験を娘に語り継いでいます。
で、私は当時心理学、教育学分野を沢山読んでいて、母の読書が後ろ姿となるようにという思いでした。
その心理学の本が家に並び始めたころ、娘が思春期を迎えこっそり読んだらしく私に訴えてきました。
自分にあてはまるところがあると怖いって訴えましたので、それも私には学びになりました。
この子は不安感が強い子だなと。私とは違うなということなどを。
その娘はたくましい母になってきました。
最後に、中野さんは脳科学者で心理学とも被りますが、研究者としての発言が主流ですね。

長女ちゃん、凄いですね!長女ちゃんの読演歌会私も聞いてみたいです!!
私は子どもの頃からあまり本を読んで来なかったのですが、本が読めるって最高の財産な気がして、子どもには本が好きになって欲しいと、私も絵本を楽しみたいと、寝る前に絵本の読み聞かせをしています。最近はできない日も増えてきましたが…
どうしたら、長女ちゃんのように本が読める子に育つのでしょうかー?
家でもスタンプラリーやってみようかなー!

読演会してくれるんやったら、バイト代払うわーと、お母さん業界新聞折り畳み代に加えて新たなバイトを創出しようとしています。
勉強は好きでない子なので、普段は宿題で精一杯で読んで説明してくれるのはいつになるか分かりませんが。
↑のコメントでも書いたのですが、1年生の時は音読もたどたどしく心配したのですが、今では私より多読で、読むのも早い。
親にできることは何があったかなと思い返すと、小さいころに絵本はよく読んでいました。でもできない日も多かったですが。
その時の楽しさがちょっとは残ってくれてるのかな~?

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戸﨑朋子
MJプロ。 12歳(小6)と8歳(小3)の女の子がいます。 子どもが生まれて、今までに感じた事のない気持ちやを感じて幸せだったり、ダメな自分を突き付けられる思いがしたり。 何があろうと思うのは、子どもが生まれて良かった。 色んな思いを綴れたらと思っています。