お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ヘルパーさんのチカラ

寝返りをうつことも出来ない息子は重症心身障害者と言われる枠組みに入る。そんな彼も26歳になり、いつまでも親の介助での生活ではなく一人暮らしに向けてヘルパーさんに泊まり込みで生活を支援してもらっている。
現在10名のヘルパーさんが入れ変わりで介助に当たっているので引き継ぎ、細かな点を周知する為にホワイトボードを使用している。この写真はヘルパーのコーディネーターさんから先程送信されてきたものだ。
丁寧で分かり易くまとめられている内容を読むうちに涙が溢れた。息子の命を大切に大切に思って下さっているのが一つ一つの文字から受け止められた。
「1人じゃないんだ、、、」そう思った。
離婚して独りきりで息子の将来を考えあぐね、身動きがてとれなくなっていた。しんどい時はしんどいとSOSを出せばいい、もっと周りに頼ろう。それが、私のためでもあり何より幸一のためだ。

6件のコメント

ちゃんと誰が入ってもわかりやすく書いてありますね。
勉強になります。同じ事業所なら申し送りでいいと思いますが、色々な事業所が入ってるならこれは助かります。
お母さん休める時は休んで下さいね。

同じ事業所で10人のヘルパーさんを派遣してもらっています。
週に一回入る人と、月に一度きりの人と頻度は様々なので、我が家の場合は申し送りだけでは難しい現実があります(最初はメール伝達だけでした)
木曜の夕方から日曜日の22時までヘルパーさんが泊まり込んで下さるので、私は一人住まいの自宅に戻り自由に過ごせています。行き来するのも一苦労ですが息子の一人暮らしを実現させるために頑張っています。

ここまで来るのは時間がかかりました。
今、私は週の半分は息子宅から離れた生活をしています。
悩みは尽きず行きつ戻りつですが、幸一の自立に向けて確実に進んでいて、それは私だけではなしえなかった事です。周りの人たちには感謝しても仕切れません。

ーしんどい時はしんどいとSOSを出せばいい、もっと周りに頼ろう。

人はひとりでは生きていけません
仲間をたくさん作って頼っていいと
思います

助け合うのが人間です
福田さんの発信によって勇気づけられる
家族の方がたくさんいると
思います

つい最近まで、人に頼ることができなかった私です。

「迷惑をかけてはいけない」
母からよく言われていた言葉です。

尾形さんが言われるように人は一人では生きていけないし
助け合うのが人間です。
SOSを出す=迷惑をかける
それが等しいことだと考えていた私がいました。

一人では無理だということが心底分かったのはつい最近です。
本当に時間がかかりました。

友人に「お互い様やん。迷惑やなんて思ってないで。もっと頼ってほしい。その方が嬉しい」
と言われたときはそれまで頑なに守っていた「迷惑をかける」という価値観が間違っていたんだと気づきました。
「他人行儀で寂しい」とまで話してくれた彼女の存在は大きいです。

これからは、どんどん周りに頼って暮らして行きます。

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福田有子
なにわのオカン、3人のこどもがいます。 こどもといっても、みんな成人していますが心配事は無くなりませんね〜。 あのこ達の幼い頃の写真を壁に掛け、今でも子離れ出来ない私です。