お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

頑張れ♪小学校1年生のお母さん!

桜咲いたら1年生♪ 遊び中心の幼稚園、保育園生活を経て、小学校へ。これまで園庭や公園を駆け回ってた子がいきなり席につき、5時間も授業を受ける学校生活スタート! (写真は5年前、息子が小学校入学式後のもの)

子どもも新しい環境に慣れるのに精一杯だと思うけど、それを支えるお母さんの緊張と不安と大変さといったら。

そりゃスムーズにいければ気楽に待っていられます。だけど、朝玄関を出るまでの一悶着。登校班があったとしたら、そこに並ぶまで、学校に着くまで、門をくぐるまで、門をくぐってクラスに行くまで・・・
小学校新一年生の4月を支えるお母さんは、身が擦り切れる気持ちでいる人もいるはず。

実際、「めぐちゃん、こういう時どうしてた?」って相談をここ数日よく受けます。
きっと息子が1年生の時、わたしが悩みながらも前に進んでいたのを友達も覚えてくれているからでしょう。

最初に伝えたいのは、ずっといまのままじゃないよ(*^^*)ということ。
周りの子がもうペースをつかめていて、我が子がまだだったとしても、必ず子どもは成長していくから。

我が子もそうでした。息子は1年生の頃、小伝説を数々繰り返し、先生とわたしと三人四脚になってその日々を乗り越えたのでした。

先生との連絡帳のやり取り、なんと4冊!!

付き合ってくれた先生に本当に感謝です。この連絡帳は、わたしの子育ての宝物だな。

まずやり取りは入学式当日から始まりました。
「ご入学おめでとうございます。○さんがハンカチとティッシュを落としてしまい・・」から始まり、私も最初が肝心と、先生に息子の特徴を細かくお伝えしていました。

父が小学校の元校長だったのもあり、学校への伝え方は父仕込み。必ず感謝の気持ちととともに、困っていること、悩んでいることをセットで伝えること。色々あっても、学校と敵対関係になってしまっては、子どもが一番居場所をなくすことになる。何を伝えるにしても、感謝と、そして丸投げするのではなく、家ではこうやって取り組んでいるなど、親子の頑張りも伝え、先生がお母さんの味方になってくれるように、連絡帳を使って関係を作っていくんだよ、という感じでした。

当時の息子は好奇心旺盛な本好きくんで、ユーモアたっぷりいいところもたくさんあれど、超絶マイペース。かめさんのように動かない時もあり、周りの状況より、自分の気になったことが優先、という感じでした。いまもその片鱗は残っているんですが、これがまた成長していくんですよね。

でも当時のわたしは、時に心細かった。夫はサウジアラビアで単身赴任だったからワンオペ育児だったし、周りとペースの違う我が子に、なんで?どうして?と焦る不安感もありました。

そんな新一年生の頃の息子をちょこっとだけ紐解いて見てみると・・・

①4月に使い果たした消しゴムは丸々2個!
授業に集中できない息子は、消しゴムをちぎっては捨てるを繰り返す(笑)

②集団下校班で、別ルートの子たちとの分かれ道、ぼーっとしてそのまま別ルートに合流して家が分からなくなる

③朝の支度が間に合わない。移動教室に間に合わない。体育の着替えが間に合わない。

④話を聞いていない。先生から、「このままでは、動物園への遠足連れて行けません」と宣告を受ける!→家でどうしたらいいかの対話を重ね、遠足前日に「先生、行ってもいいって言ってくれたー!」と町内に響き渡る声で帰宅。

④授業参観中、鉛筆を上履きの裏に刺す遊びにハマってしまい、その間筆箱を落とす回数5回…

まぁこうやって書いてみると、可愛いもんなんですが、これが毎日となると・・・(笑)

でも当時の担任の先生とのやり取りを見ていると、先生が「○さんのなかでできたことをたくさん褒めてあげてくださいね♪」「今日はこんなことができました!家で褒めてあげてください」

と、たくさん励まし、教えて下さっていました。わたしはわたしで、不安やイライラも小脇に抱えつつも、プラスの声かけで彼のやる気につながるように玄関から送り出したとか、昨日はこんな楽しいことがあって成功体験に繋がったので、今日は気分が違うと思います♪とか伝えてて、あぁ・・・健気に頑張ってたな(笑)

「○さんを一緒に育てるつもりで頑張りますので、何かありましたら教えてください」と伝えてくれる先生の言葉に支えられていました。

結局、息子の場合は、発達の特性が強いのも後々わかったことでしたが、そんなやり取りのなかで父に、

「結局は母親である恵が、この子は何があっても絶対大丈夫って信じきることだよ」

って言われたのを強く覚えています。そんなこと言ったって・・・大丈夫って思えていないわたしってダメなお母さん・・・なんて思った日もあるけど、教育者として歩んできた父の言葉は、いまも重みを増してひびきます。

いまも大波小波があっても、好きなことや強みがあって、仲間がいて、彼なりの道を歩んでいけるんじゃないか・・・少しずつですが、そう思えるようになってきました。

でもそう思えるには、たくさん悩み、学び、トライアンドエラーを繰り返し、そして気持ちを吐き出してきたからという過程があります。

やっぱり子育ては、一人でできるもんじゃない。一人で悩んでいた時は本当に辛かった。でも小さなことでも気持ちを吐き出して、ふぅーーーっと大きく深呼吸して、一緒に笑い飛ばしたり、励ましたりできる仲間がいると、自然と前を向けたり、笑顔になれたりするんじゃないかな。

自分の話で長くなっちゃったけど、同じような思いを抱えている新一年生のお母さん。そして新一年生♪がんばれー!心から応援しています。

8件のコメント

わー!!泣けます。
4月最終日をやっと迎えた我が家は、毎日必死でした…
加えて下の子とのWグズグズ。
一気に私の気持ちがもうダメかも。しんどい。つらいー。お母さんだって泣きたい…と雨に打たれびしょびしょ。心もボロボロでした。
子どもたちのサポートに必死。
お母さんを労わるなんてほとんどない。
思わず辛かったことを漏らすと、経験してきた先輩お母さんたちの、わかるよ〜!大変だったね〜!頑張ったね〜!の言葉の嵐にまた涙が出ました。
一緒に成長させてもらおう。
一緒に泣いたり笑おう。そう思える山﨑さんの記事に沢山救われました!
ありがとうございました(^^)
連休ゆっくり充電して、どーんとこーい!と大きな声で外野から声を出してどっしり構えを取れるようにしまーす♡
横浜で会った背の高いお兄ちゃんの5年前の写真にきゅーん♡また会ってお話しさせてくださーい!

岸さーん♡GW、ゆっくりパワーチャージしてますかー♪
岸さんや友達がきっかけをくれて、息子の1年生の頃を振り返って
書くことができました。
思わず辛いことを漏らして、受け止めてくれる先輩お母さんたちが
岸さんの近くにたくさんいてよかった♪このバトン、つないでいきたいね!

息子、5年前、ちっちゃかったんだなぁって改めて思いました。
いま150cmの服着てますわ(笑)

「やっぱり子育ては、一人でできるもんじゃない。一人で悩んでいた時は本当に辛かった。でも小さなことでも気持ちを吐き出して、ふぅーーーっと大きく深呼吸して、一緒に笑い飛ばしたり、励ましたりできる仲間がいると、自然と前を向けたり、笑顔になれたりするんじゃないかな。」
と山﨑さんの記事にありましたが

山﨑さんのお話し共感します
お母さんも仲間が大切です
みんなと育児ができることは
お母さんにもお子さんにも
とても大切だと私も思います

尾形さん、ありがとうございます。
コロナ禍で、一度できた地域の繋がりが薄くなってしまったなぁって
思うこともありました。その分、オンラインでの繋がりが助けに
なってくれたことが救いでした。お母さん大学にも、このタイミングで
繋がれて、仲間ができて嬉しく思っています。
一人が好きな時もある。
でも繋がりたい時もある。
みんなそれぞれ、あったかくつながって育児ができるといいですよね!
あっという間に思えても、その渦中にいる時はなんてったって
長距離走ですもんね(笑)

一字一句に大共感です!
私も同じ道をたどってきました!
山崎さんと私、この5年間、同じような時間を過ごしてきたんだなあ・・・なんかじわーんと涙が(泣)

うちの息子も、1年生の時はそれはそれは脱走犯でした(笑)
ふと気がつくといない、
先生があわてて探すと、保健室にいた。
彼のオアシスは保健室でした(笑)

息子たち、10歳、
それぞれ本当に大きくなりましたね。
私たちもよくがんばった!

埼玉と愛知で乾杯!

天野さーーーーん!!!ほらほら✨
わたしの勘、当たってた♪なんとなく、同じ道たどってきた気が
してました。なので、勝手にすごーく親近感を感じていました♡
いやぁ、息子たちもそうだけど、母たちもよく頑張りましたよねぇ。
天野さんの5年間、あれこれ聞かなくても、もうすでに共感できる
気がするわたし(笑)

まだまだこれから、思春期を越えるのがひと山ありそうだけど(笑)
ひとまず、愛知と埼玉で乾杯!!!

誰と比べることもない、
この子は大丈夫、
ほんとそうですね。
きっとたくさんの方が、励まされる言葉です!

思い出します、私の息子は3月末生まれ。
かなり甘えん坊で、保育園から小学校にいきなりは馴染めず。
しばらくはランドセルを背負った息子を抱っこして学校に通いました(笑)
近所のおじさんに笑われたけど、
私は、それも楽しかった。

だいじょうぶ、何が起きても、
笑顔があれば!

ランドセル姿の息子さんを抱っこ!その光景を思い浮かべほっこりです^^
それも楽しかったというひろみさんがすごいです✨

大丈夫大丈夫。そう思えない日があっても大丈夫。
ちょっと休んだら、またきっと笑顔になれるし大丈夫!

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ABOUT US
山﨑恵
肝っ玉母ちゃんに憧れる繊細母ちゃん。アメリカで子育てをスタートさせるも、第二子出産後に産後うつになる。あの頃の自分にも、いま同じ思いをしている お母さんにも言ってあげたい。「いろいろあるけど、それでも大丈夫だよ」って。数年前、夫の実家の横須賀にあるカフェでお母さん業界新聞を手にとる。 配ってくれた人がいて、ここにたどり着いたご縁に感謝! このままの「お母さんであるわたし」でペンを持ち、人と社会とつながりたい。いまは地元埼玉県川口市で子育て・自分育ての根っこを下ろし中。 最近はまっているお灸でぽかぽかするのが至福の時。子ども/小6男、小3女