お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

達観

今夜の寝かしつけタイムは、幸せだったなぁ。

幼稚園から帰ってきた年中のひろ君。
お布団に入るまでの間に
ことある毎に、ひろ君は涙をこぼし、
今日は、そんなひろ君をよく抱きしめたなぁ。

「今日は、よく泣いたね」
と声をかけると
「ママは、よく怒ったね」
と、すっと返してくれた。

あ、そうだったね。
そうだ、そうだった。

いつも教えてくれるね、キミは。

ふと、義母の言葉を思い返す。

「年を数えるのに、‘つ’がつく間は、神様から預かっているんだよ」

こどもが持つ、
すべてを見通しているような感性の鋭さは、
神様から譲り受けた力なのだろうか。

ふと気づくと、
玄関の靴がきれいに揃えられていた。

そう、いつもこの子は、
自分で気づいて揃えてくれるのだ。
ありがとう。

色々知ってるんだろうな。
少なくとももうすでに、
整理整頓をすると、自分の心もなんだかスッキリするあの感覚も、きっと知ってるんだろうな。

1件のコメント

「年を数えるのに、‘つ’がつく間は、神様から預かっているんだよ」
染み入りました!!

玄関の靴をそろえる息子さんの姿、わが家の子たちにも見せたい。

そして寝るとき今日の一日を振り返る素敵な母時間を過ごせていることを羨ましく感じました。
もうそんな時間は過ぎ去ってしまいましたから。
息子君、涙を沢山流したことは、心の浄化にもつながるのでしょうね。
心を静かに眠りにつける幸せな時間のお福分け、こちらも穏やかな気持ちになりました。ありがとうございました。

コメントを残す

ABOUT US
西村千晶
愛知県岡崎市在住(在住歴4年) 5歳、7歳の男児の母。 自然科学研究機構 基礎生物学研究所で技術支援員として勤務。 子供と絵本を読んだり、植物のお世話をしたり、ピアノを弾いたり、自分がほっとできる事が見つかってきた今日この頃。