お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

永守さんにお会いして

永守さん、そしてNidecの社員の方にお会いして、
自分が持っていたイメージが消えていき、出会えて本当によかったと思いました。

行く前のイメージ
・永守さんは上から目線、ダメ出しされるかもしれない、怖い
・会社の雰囲気も緊張感に張り詰めている
行った後のイメージ
・永守さんは、自然体で、私たちの自然体をも受け止めてくれる、愛情深い人
・少なくともお会いした社員の方がたからは、永守さんとの深い絆でむずばれている素晴らしい雰囲気

以下、私が感じた「永守さんは〇〇」について、心に響いた永守さん語録と共にご報告。

永守さんは、「やる気スイッチをいれる名人」
(永守語録)
二番はびり、一番じゃないと!と言う言葉の真意についての質問に対して、
「一番じゃないとダメというわけではなく、目標として一番を目指しなさいということ。
なぜなら、そういう目標を立てれば、子供は必死になって頑張れるから。また、一番を目指し続けていれば、自然と向上していくから。」
「やり続ければ、絶対にいつかはゴールに到達するから、志は、人生50とし年として、その次は100年として、その次は150年として、こうなっていたいという長期的な大きなものを立てなさい。私だってまだ終わっていないんだから」
「成功の秘訣は、努力、努力、努力、我慢、我慢」

永守さんは、「様々な立場の人にそれぞれ優しく、感謝を忘れない人」
(永守語録)
「私は、貧しいところから始まって会社の社長になった。いわば、いろんな人の人生を体験している」
「自分だけが不幸だと思ってはいけない。みんな平等に苦楽がある」
「大きい喜びを得るためには、大きな辛さも味わうことになる。小さい喜びには小さな辛さが伴う。どちらの人生を選ぶかは、人それぞれで良い。その人が自然体でいられるのが、最も良いこと」
「皆、いろいろ悩みを抱えているものだから、話をすることは大切。また来てください」

永守さんは、「家族とのコミュニケーションから学んでいる人」
(永守語録)
「子供ほど癒されるものはない」
「子育て、夫婦間では、対話が大事」
「子供を通して、仕事で人を使うという立場で必要なことをたくさん学んだ」
「夫婦仲良くいることは、社会で活躍するためには大事。妻とは、若い頃は取っ組み合いの喧嘩をしたものだが、今ではお互いの差異は出尽くして、とても仲良し」

永守さんは「臆せずに自分を表現する人」
(永守語録)
自身の筆で書いた字を会議室に掲げていることについて
「達筆な人はいくらでもいるが、達筆ではない自分の書いた字を臆せずに出す、そういうことが大事だから(掲げている)」

永守さんに励まされて、温かい気持ちで帰路に着いた私ですが、
正直どこかにモヤモヤしたものも生まれていました。
大学についてです。

永守さんの掲げる大学改革。
正直、会社の率先力となる人材の育成という意味合いが強いように感じられて、
もちろん共感するところもありますが、。

高学歴なのに〇〇できないという視点。
教育に成果や効率を求めるのは、いかがなものか。

高学歴でなかなか活躍できなくて何が悪いのか。
専門大学を出て、その分野で仕事をしていなくて何が悪いのか。
大学で何を学んだかは、その人が人生の中で決めること。
大学って、社会に出る前に、自分の関心は何かとか、自分なりのアプローチや納得する仕方を知るとか、何かそういう自分を深める所、でいいと思う。

少なくとも、教育に関して、どんな価値があるか分からないけどpayできる社会、家庭でありたいよね、と夫婦で話せたことは、とてもよかったです。
いろいろな芽がすくすく自分で育つことができますように、長い目で見守っていきましょう。
自分自身に対しても。

●成しとげる母力プロジェクト
https://www.okaasan.net/nashitogeru-boriki/

●その他の記事
https://www.okaasan.net/category/hyakumanboriki/nashitogeruboriki/

2件のコメント

西村さんの永守さんのイメージと当日の違い、とってもわかりやすい!!
みんなが想像と違った!と話すところがお留守番組はどうちがったのか、みんなからの記事で一つ一つそうなのか!なるほど!と得ていました。
そして西村さんの、モヤモヤ!
考えの視点も素敵だなと思いました。
京都からそれぞれ帰り着いたお母さんたちが、永守さんとのことを家庭で話し合うってめちゃくちゃ素敵ですよね!
そうやって話し合える家族や大人を増やして行きたいな、と思いました〜!

お疲れさまでした~お会いできて嬉しかったです!
大学についてそんな風にモヤモヤされてたんですね。

高学歴だから活躍できなくて何が悪い
専門出てその分野で仕事をしてなくて何が悪い

なるほど~と思いました。
私も一応院卒ですが、専門を深めるというより、勉強の仕方を学んだような気がしています。
でもインターンの時に「四大卒は頭でっかちばっかりで使われへん」と言われたのが悔しくて今でも覚えています。

旦那さんとの関係も素敵ですね!

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ABOUT US
西村千晶
愛知県岡崎市在住(在住歴4年) 5歳、7歳の男児の母。 自然科学研究機構 基礎生物学研究所で技術支援員として勤務。 子供と絵本を読んだり、植物のお世話をしたり、ピアノを弾いたり、自分がほっとできる事が見つかってきた今日この頃。