お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

店長は息子なのに…

DSC_0687

主催の皆様それぞれの熱い想いがこもったDEARWELL祭。息子はこどものおみせで射的屋さんを出し、プペルダンスにも参加させていただきました。

DEARWELL祭は大盛況で、こどものおみせも予想以上にお客さんが来て、用意した商品がお昼過ぎになくなってしまうほど。息子も楽しかったと言っているし、大成功だった…はずなのですが…

息子のお店のプロデューサーとしては、うーん…

正直、後悔や反省がたくさんです!

なぜかと言うと…

1ヶ月以上前に射的屋さんをやりたい!と決めた張本人の息子はまだ5歳。夢見る気持ちは本物だったけど…いざ準備となると集中力や気持ちは続かず。

私は私で日々の仕事や生活、一歳の弟の世話に追われて景品や看板、的の制作がなかなか進まず日が近くなるにつれて焦りが募り…

直前の休日の追い込み作業時には

『もう!準備がんばれないならお店はできないよ!!○○と、✕✕、ちゃんとやって!』

とつい強い口調で言ってしまい

『はーい…。じゃあ…おわったら、テレビ見ていい?』

とイヤそうに返事をされ…

『…。(もーまだまだやることあるのにー!なんで、あなたのお店なのに私がやらせてるみたいになってるの…)』

と、イライラしながら何とか、母子、そして父の手も借りて準備を終わらせられたのですが

当日はお客さんの導線や息子の役割などをイメージしきれていなかったなかで、開始時間より早くお客さんが来て焦り…

店長は息子なのに

『はい、説明して!鉄砲渡した??』

と私が仕切ってしまい…

お店屋さんとしてテキパキ動くにはまだ幼い息子。精一杯、次々母から飛ぶ指示を聞いてお客さん対応をがんばったけれど…

10人、20人と途切れることなくお客さんが来て、

会計をし、景品の質問に答え、的に当たったかを確認し……何発打ったか数え…ゴムを補充し…と続けるうちに疲れはててしまい

『疲れた…、休憩してもいい?』

とお昼前に脱落…

その後は私が店長代理として、ひとりで切り盛りすることに。少し時間が経ってから

『休憩終わった?店長!がんばれ!』

と励ましても、その時、もうお店をやりたいという気持ちは彼のなかからほとんどなくなってしまっていたのです。

はぁ、やってしまった。

お店を形にすることや、現場をまわすことに一生懸命になりすぎて、息子の気持ちや達成感を置き去りにしてしまった…

失敗したな…と思いました。

それでも今も『射的、大変すぎたけど楽しかったよ!』と言ってくれる息子ですが…

次はもっとリラックスして、こどものやりたいこと・得意なこと・できることに焦点をあてたいなと思いました。

私の反省を吐露するちょっとネガティブな記事になってしまいましたが…

DEARWELL祭は本当に大成功でした。たまたまそこに居合わせた皆さんが、ステージのイベントやこどものお店や、モデル体験等を通して自然と笑顔になって緩く関わりあって楽しい空気を共有できて…まさに、ウェルビーイングなひとときでした。

おみせでは疲れはてた息子でしたが、プペルダンス・スポトレ・ロコモチェック・みそまるショー・親子フラ・交流タイム…と午後の全ての企画をがっつり楽しんで、大満足な1日となりました。

また、そんな息子を見て私も今日を迎えられて良かったな、ここにいられて嬉しいな、と心から感じました。素敵な1日を形作って下さった全ての人に感謝です。

『目を瞑ると(DEARWELL祭の)音が聞こえてくる…』

そう言いながら幸せそうな顔で眠りについた息子を見て

次はもっと楽しくしよう!

とこっそり決意した私でした。

8件のコメント

三谷さん、準備から当日のサポート、お疲れ様でした!大盛況でしたもんね、こどものおみせ。私も覗きに行きたくても、人の波でたどり着けない(笑)

お仕事をしながら、社長に準備させるの本当に大変だったと思います。まだ弟くんも小さいしね。
三谷さんは、本当にがんばったのです。
しかも、イベントを成功させなければという責任感から、強めに言ってしまったのですね。
それは、私たちにも反省点です。
無理をさせてしまったのかもと思います。

さ、次!
私が見た社長は、生き生き笑顔でした!
またやりたい、と言ってくれました。 
回を重ねて、いつのまにか本当の社長になるんじゃないかなw
子どものパワーは、すごいから。

はじめまして!大阪の木綿です。
12月号に載せて頂きましたが、一足早く、5歳の娘も「お店屋さん」をしました。

私も三谷さんと同じ葛藤・イライラを感じたので、失礼かもしれませんがホッとしました(笑)
とても暑い日で娘も疲れてしまい、私も店長代理をしました。
背中をたたいて「いらっしゃいませは?」「ありがとうございましたは?」と何度も指示しました。

こどもの「おみせやりたい!」と大人の「お店やるなら!」が少しずれてしまったんだなと今なら分かります。でも1日の最後に笑顔で終われるならこんなに幸せなことはないですね!

おつかれさまでした。
お母さんも少し休んでくださいね(^^♪

はじめまして!コメントありがとうございます~!木綿さんの記事読んですてきだなーって思ってましたが裏で同じような葛藤をご経験されていたとは!なんだか、安心したような嬉しいような気持ちです☺️やりたい!と、やるなら!のずれ、まさにその通りですね~!
こういう経験もまた貴重な宝物!と、少し時が過ぎた今では思います。
こどもの希望を現実におとしこむのって難しいですね、でも柔軟に良いやり方を模索したいです☺️

まみ!そして社長!
がんばったね!!
一緒に、こどものおみせをひらいてくれて、ありがとう(^^)

私も、時間がたくさんありながら、全然進まない子どもたちに何度「やる気ないなら、やらなくていいよ?」と言ったことか。笑
まみは、お仕事もガッツリあり、活動もあり、育児もありの中での、おみせだったから本当に大変だったよね。。
それなのに、あの完成度は、本当にすごいよ!!大盛況だったもんね!
社長も、本当に頑張ってた!!ありがとう!

母子ともに、お互いに、負担になりすぎないようにしながら、次回も楽しんでいこー!!
来年には有名になるよ♪

りな、ありがとう☺️

やる気ないなら、やらなくていいよ、

やっぱり思っちゃうよね、りなもそうだったのね、安心したよ(笑)

反省点いろいろあるけど、楽しかったし、こども達にも良い経験になったことは確かだよね

次回もよろしくね♥️

デアウェル祭おつかれ様です!
イベントの時少し話させていただきました青柳です。
親としての葛藤もたくさんあったと思いますが、紆余曲折含め子供にとって大切な経験になりましたね‼︎
わたしも当日自分の動きに精一杯で子供のお店行けなかったので次回はぜひお邪魔したいです〜

コメントありがとうございます☺️当日少しお話しできて嬉しかったです!!

はい、色々あっても良い経験だったことは確かだと思うようにします!!
ぜひ次はもう少しゆったりとできるといいですねー☺️

コメントを残す

ABOUT US
三谷 マミ
横浜市在住、会社員として時短で働きながら男の子2人を育てています。日々慌ただしく過ぎていくけれど…子ども達がくれるたくさんの喜びや学び、宝物のような時間を噛みしめていけたらなと思っています!