お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

出生後も子を守り続ける母の細胞 壮大な命の物語の続きは…

胎盤を持つ哺乳類では胎盤や授乳を介して母由来細胞が子に移入し、一生涯臓器に残り続けることをマイクロキメリズムという。

総合研究大学院大学統合進化科学研究センター入江直樹教授が行った実験(2022年、東京大学大学院理学系研究科准教授当時)では、母由来細胞は新生仔マウスの白血球等免疫系の過剰な活性化を防いでいる可能性が明らかに。

気になる母子の関係。研究の進展が望まれる。