「銀河鉄道999」50周年プロジェクト
松本零士展 創作の旅路
没後初となる松本零士展は、9/7(日)まで六本木ヒルズ展望台東京シティビュー(東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)で開催中。初期作品を含む300点以上の原画や初公開の資料展示など見どころ満載。代表作『銀河鉄道999』には生と死、愛や孤独といった深い哲学が凝縮されている。唯一無二の「創作宇宙」の作品展示を通し、漫画家としてだけでなく、独創的、芸術的な表現力のアーティスト松本零士からのメッセージを受け取りたい。

「松本零士展 創作の旅路」キービジュアル©松本零士/零時社
野口聡一著
『どう生きるか つらかったときの話をしよう』
「はじめに」の中で「後悔なく生きるのは、宇宙に行くより難しい」と、重々しく始まる本書。だが読後はすっきり、活力が漲るほど。宇宙飛行士として人生で3度の宇宙を経験した著者が、帰還後10年にわたり、つらく苦しい日々を送っていたとは意外だった。宇宙で死と隣り合わせに生きてきた著者による、自分らしく生きていくために必要な22のこと。人間、野口聡一を身近に感じ、人生っていいなと思えてくる一冊だ。1400円(税別)/アスコム刊。

昼間の星が見える天文台を併設
丘のまち郷土学館「美宙」
北海道美瑛町にある「美宙(みそら)」は、美瑛町の郷土や自然、歴史や文化を「美瑛学」として学び伝える郷土博物館。理学博士で同館名誉天文台長を務める佐治晴夫さん発案の天文台には、口径400mmの反射望遠鏡を備え、真昼の星・月・土星などの惑星・太陽を見ることができる。「宇宙の中の美瑛」が実感できる観望会が人気だ。

宇宙グッズの専門店「宇宙の店」
コンセプトは「宇宙を身近に」
東京・浜松町の世界貿易センタービル南館5階にある「宇宙の店」。宇宙グッズに触れることで宇宙をより身近に感じ、宇宙飛行士や研究者などを目指すきっかけになる場を提供。NASA・JAXA認証の雑貨をはじめ実際に食べられる宇宙食、着られる宇宙服など最新グッズからマニアックな一品までをラインナップ。「宇宙を知りたい」「宇宙モンが欲しい」と思ったら迷わずココへ。

特別展「深宇宙展」で考える
人類はどこへ向かうのか…
7/12(土)~9/28(日)、日本科学未来館(東京都江東区)で開催される特別展「深宇宙展」は、人類の新たな宇宙への挑戦を体感する大規模宇宙展。地球から200万キロ以上離れた「深宇宙」は、まだまだ多くの謎に包まれた広大な世界。「はやぶさ」や「はやぶさ2」の持ち帰った貴重なサンプルをはじめ模型展示など最先端の宇宙開発技術に触れるほか、大画面映像での火星&深宇宙ツアーなど体験型コンテンツも盛りだくさん。未来を描く物語を体感したい。

NinjaSat 画像提供:理化学研究所
宇宙金箔御守®で
願いを星々と宇宙へ
1【ONE】株式会社(東京都千代田区)の宇宙サービス「Space Express -宇宙宅急便-」を活用し、ロケットで宇宙を旅し、無事地球に帰還した特別な「金箔」を封入。宇宙の神秘と、善光寺釈迦堂世尊院の歴史が融合した唯一無二の御守だ。ロケットの打ち上げ成功にちなみ、運気の上昇、成功、無事帰還を願う。現代の最先端技術と仏教の伝統的な信仰が融和、宇宙の広大さと仏教の深遠さを感じる新しい試みだ。アクリル製(縦7cm×横3.8cm×厚さ3mm)。

CATCH the STAR 「星取県」
美しい星空が自慢の鳥取県
どの市町村からも天の川が見え、流星群の時期でなくても流れ星が見えやすいという鳥取県が、「星取県」と名乗っているのをご存知か。鳥取市は環境省による「全国星空継続観察」で1位になったこともある唯一の県庁所在地だ。美しい星空にちなんだコラボ商品や、天体観測や星を感じる体験ツアーなども楽しめる、まさに「星に手が届く場所」。美しい星空に出会いたい、願い事を叶えたい…そんな人は、星取県へ行こう。
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新しいスタイルの美術館
小田原文化財団 江之浦測候所
現代美術作家・杉本博司が「人類とアートの起源に立ち返る」をコンセプトに、国内外への文化芸術の発信地となるべく建設された新しいスタイルの美術館。天空のうちにある自身の場を確認する作業が、アートの起源であるという想いから、天空の動きを体感できる建築物となっている。空を見上げて測候し、その起源を思う時、未来へつながる希望に出会えるのだろう。

冬至光遥拝隧道と光学硝子舞台 ©小田原文化財団
お母さん業界新聞7月号より
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