お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

自分よりも大切な存在に、溢れる未来を感じて

東京・世田谷で、男三兄弟の次男として生まれました。保育園では「いたずら天才」と呼ばれるほどの、やんちゃ坊主でした。
そんなぼくが、自分の出版した一冊の本をきっかけにパートナーと出会い、サラさんというかけがえのない命に繋がったことを、今でも不思議に感じます。
(結婚前)パートナーとは夢や目標を共有しながらも、家庭を持って子育てをしていくイメージを想像することができずにいました。でもサラさんが生まれ、家族としての形ができていく中で、彼女の強さややさしさに気づき、ぼくの内側にも変化が出てきました。
大切な存在のおかげで、自分のことを優先して生きてきたぼくも、誰かに想いを馳せることが増え、人間としての深みを帯びる体験をさせてもらっています。
名前の「桜來」には、「どんな冬でも必ず春がくる」という願いを込めました。桜のように、希望を咲かせる人になってほしい。
これからも、3人だからこその素晴らしい景色を見て、さまざまな体験を一緒に味わいたい。泣いたり笑ったり…どんな場面も、共に生きる家族でいられたら幸せです。

近池秀夫さん・桜來(さら)ちゃん(1歳)

お母さん業界新聞9月号 育児アップ UP お父さん