1年半前、分娩室で出産に立ち会った時に感じた神秘的な感動は今も鮮明に覚えています。けれども、目の前にあるのは日々の現実。仕事との両立は想像以上に大変で、これまで自分が過ごしてきた「当たり前」がいかにありがたいことだったかを痛感しています。
まだまだ試行錯誤の連続ですが、周囲の方々や文明の利器にも頼りながら、自分なりの子育てを確立していきたいですね。
この春復職し、いつも柔軟に動いてくれる妻には本当に感謝しています。ただ、それと同時に、一人ひとりが「いろいろな自分」に向き合い続ける時間も大切にしたいと思います。
親としての責任はもちろん、パートナーや友人など、誰しもが多様な側面を持っています。妻はずっと三味線を続けており、私も最近ドラムを始めました。発表会に向け、日々練習に励んでいます。
「両親がちゃんと好きなことをやっているな。自分も自分の道を進もう」。もう少し先、物心がつく頃に息子にそう思ってもらえたらうれしいですね。
息子の喜怒哀楽の表情一つひとつが愛おしく、無償の愛とはこのことだと実感しています。子どもの成長は、自分の人生を追体験している感覚もあります。一緒に過ごす中で、自分も「人生2周目」を経験させてもらっていると思って、今この瞬間を楽しみたいと思います。
(西田圭佑)
お母さん業界新聞 7月号 育児アップ UP お父さん

































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