お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

息子に怒りすぎと諭された日~だいじな話

「ママ、だいじな話がある。座って」
夜、お布団を敷いていると
小1の長男しょーたに
そう言われて布団の上に座った。

向かいに座るしょーた。
膝を付き合わせて2人で正座。
「ママ、怒る時あるでしょ。
強く言ったらだめだよ。

ケンカとおんなじ、
怒ったほうが負けだよ」
まじめにそう言われて
ちょっと笑いそうになったけど
私もまじめに聞いてみる。

「じゃあ、どうしたらいいの?
やさしく言えばいいのかな?」
すると、うんうんと頷くしょーた。

最近ゲームのことで怒ることが多い私。
そのことを言ってるのかなあ。

いやいや、言うこと聞かない
子どもたちが悪いやん。

そう言いたくなるけど
ぐっと堪えたのでした。

確かに、怒ってばかりなのは
自分でも反省していました。

今度からはやさしく言うことにしよう。
どんどん大人びていくわが子が
愛しくてたまらない。

子どもはあっという間に
親を越えていくんだろうな。
そんな時は

どうかでっかい人間になりますように。
私も歩みを止めずに学び続けるよ。

(安達真依/お母さん新聞1802/母ゴコロ)