お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

高知版2月号 ダディ目線 香美市 松浦秀俊

     幸せな子育て   香美市 松浦秀俊

「幸せな釣りに、幸せな家庭はない」

釣人なら誰でも思い当たるこの名言、
私も3人の子育て真っ最中も含めて「幸せな釣り」を追い求めて50年余り。

今風のイクメンとは正反対に、ややこしい家事や子育てとはできるだけ関わらず、
すきあらば釣竿を握りしめて川へ行こうとしていた私である。

だが振り返ってみると、子育てと釣りは、奇妙に相通じるものがあるように思える。

釣りも、ああすればこうなると頭に思い描いていそいそと出かけるが、
たいていは意のままにならぬ自然に翻弄され、すごすごと引き返すことになる。

そこで次からは少し賢くなり、またチャレンジする。
そんなことを繰り返しているうちに、「幸せな釣り」に辿り着いたような気になる。

しかし、この「幸せな釣り」 は蜃気楼のようなもので、
やっと手が届いたと思った瞬間、なぜかいつもすり抜けていってしまう。

でも、その繰り返しこそが神ならぬ人間の「生きる」ということであり、
人生の醍醐味であると、最近ようやく思えるようになった。

考えてみれば、子どもというものも「自然」そのものである。

その意のままにならぬ子どもを相手に、
ああすればこうなると勝手に思い込んで奮闘するのが子育てなのだろう。

私も子育て期間中は、目の前の煩わしさばかりに目が向いて、
そのことに気がつかなかったが、 終わってみれば、案外と幸せな期間だったのかもしれない。

1件のコメント

いい記事をありがとうございます。

このお父さんも釣りに夢中になりながら気づきを得られたわけですから、それだけでもいいお父さん。

「子どもは自然」という言葉を言ったのがルソーという人ですが、今の社会から自然がどんどん消滅して人工社会を
大人たちが作り、自然の特徴を忘れた大人が大勢出てきた結果が現代の子育てになっているのです。

もう一度自然を見つめていくことで子どもを見る目とつながることが気づきになると思います。

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高木真由美
社会人になった子どもが2人います。 お山で主人と2人暮らし4年目進行中。 お母さん業界新聞全国版を毎月読んで、考えるきっかけを頂いています。 よろしくお願いいたします。