お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

卒業式の夜。もう二度とない夜。

  三男の卒業式でした。

お祝いにと、お友だちからバナナケーキが届く。
「お母さんにも食べさせてね」と(笑)。

ケンカしててもどんなときも、みんなで分ける。
細いところは少し大きめに、
仏壇の「元気」にお供えして、
その後また「元気」にもらって、それも分ける。

兄弟なのに、家族なのに、わかり合えないこともある。
兄弟だから、家族だから、許せないこともある。

だけど家族だから分かち合え、許せることもある。
言えないことも、言えることもある。そんな感じ。

折り紙のように折って焼くと、
陶器の鶴になる折り紙陶器。

六男と次女は、鶴にも「ケーキを食べて」と言う。
そんな夜。もう二度とない夜。

田川亜寿香/佐世保市
(お母さん業界新聞201804/MJコーナー)

1件のコメント

こちらに久しぶりの登場ですね。
田川家はお祝い事が多くて、それを家族だけでなくお友達からもお祝いしていただけるのがいいですね。
年中忙しいんだから苦労も多いはず。
それを吹き飛ばすだけのエネルギーがあるのをいつも感心してしまうのです。
こんな家族は今時めったに見つからないから、これからも注目の田川家の人々です。

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